祝日プログラム「謝ることの意味」

祝日プログラム

今日は勤労感謝の日ですね。

今回の祝日プログラムでは、色々な場面における謝罪の必要性や謝り方について考えました。

謝ることの意味

今回の課題は、謝るタイミングや言い方についてです。
“謝る”というのは、自分が間違っていたことを認めて、相手に許してほしいと伝える行動です。

大きな失敗をしたときなどは、「謝らなきゃ!」とすぐにわかる一方で、謝った方が良いのか、謝るにしても、どのような謝罪をするのが適切か難しいということはありませんでしょうか。

以下の場面において、次の質問について考えてもらいました。
①謝る必要があるか
②謝るならどんな口調で謝るか
③どんな言い方をするか、あるいはなぜ謝らなくても良いか

場面1 ソフトボール大会で、チャンスに三振してしまった。

あなたは、自分の所属している会社(ほかの施設や友人で考えても構いません)のレクリエーションで行われたソフトボール大会に参加しました。
しかしあなたは、絶好のチャンスで訪れた自分の打席で三振してしまいました。

場面2 電車の遅れによって待ち合わせに遅刻してしまった

あなたはちゃんと間に合うように家を出ていたのですが、電車が遅れてしまっていたために友人との待ち合わせに5分遅れてしまいました。

場面3 お土産のお菓子を自分だけ多く貰った

会社の先輩があなたを含む後輩4人に5個入りのお菓子をお土産としてくれました。
相談の結果ジャンケンで勝った人が2個もらえることになり、見事あなたが勝ちました。

場面4 議論中に反対意見を出した

議論の最中、あなたは議論の中でリーダー的な役割をしていたAさんの意見と反対の意見を出しました。それによってAさんは少しむっとした表情をしています。

回答と解説

謝る必要があるかということやどのように謝れば良いかというのは、相手との関係性や場面などで大きく変わってきます。
答えは1つではないので、以下の回答は目安として考えてください。

場面1
すまなそうに謝る
「すみません、力んじゃいました」

場面2
軽く謝る、またはすまなそうに謝る
「ごめん、電車の遅れて遅くなっちゃった。待たせちゃったね」

場面3
軽く謝る、または謝る必要はない
みんなの同意の元で決めたことなので深刻に謝る必要はありませんが、軽く「ごめんね~」と言って場を和ますのも良いでしょう。

場面4
謝る必要はない
議論は自分の意見を伝える場であるため、相手に遠慮する必要はありません。
ただし、話を途中で遮って言ってしまったなど、自分の落ち度で迷惑をかけてしまったような場合であればしっかりと謝るようにしてください。