就活SST「逆ピラミッドで”返答”する」

新聞読解「料理宅配、雑貨も運ぶ」

以下、記事の要約です。

料理宅配各社が小売りの提携先や配送地域を広げている。
ウーバーイーツはフランフランと組み、雑貨の宅配も始めました。
またファミリーマートと連携するスタートアップのmenuは宅配地域東京都心から地方に広げる。
短時間で宅配する強みを生かし、新型コロナウイルスの影響で伸びる巣ごもり需要を取り組む。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 今後雑貨の宅配日常的に。
  • 配達員の待遇が気になる。
  • ウーバーイーツの35%の取り分が高い。
  • 配送地域が増えてくる嬉しい。

就活SST

前回の就活SSTでは、リード付逆ピラミッドの下段にあたる”細目”についての説明をしました。

今回は、自分からの発言ではなく、相手の質問に「返答する」場合の話し方についての話です。

逆ピラミッドで”返答”する

自分から何かを伝える「発言」と、質問に答える「返答」にはある大きな違いがあります。

「返答」においても逆ピラミッドでの話し方は有効ですが、自分からの「発言」とは少し方法が異なります。

「発言」とは自ら意見を述べることであり、「返答」とは質問に対して答えることです。

意見を表明するという意味では、返答も発言の一種と考えることもできます。

ところが、返答の場合、自ら発するコメントやスピーチと違って、相手の質問が、返答内容や返答の解釈に大きな影響を与えます。

質問者が望んでいる回答や、こう返ってくるだろうと想像している回答がある場合、そのような意図がなくとも、バイアスがかかって質問者にとって都合の良い解釈をされてしまうことがあります。

これを防ぐためにも、質問者に解釈をさせないように結論から話すことが有効です。

相手の質問の”本質”を見極める

返答において重要なことは、相手がその質問で何を聞きたいのか、その本質を見極めることです。

ここでいう本質とは、常に5W1Hのいずれかに該当します。

すなわち、相手の質問は常にWho(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)のいずれかなのです。

相手の質問から、このうちのどれについて聞きたいのかを把握して、まずその点から回答をスタートするようにしましょう。

その上で、残りの疑問詞にも回答していくことで、不明点を残さず、誤解のない情報を伝えることができますよ!

 

restart_banner