自分ってダメだ。ダメな自分をやめたい。そんな人でも、前向きになれる方法
来週のための、週末メンタルケア講座! その15
そんなタイミングなのに憂鬱・・・という人のためのお悩み解決コーナーだよ!
こんなお悩みありませんか?
- 日中はネガティブになりやすい。
- 仕事がツラい・・・。人間関係が面倒だ・・・。
- よく眠れていない。もっと寝たい。
- 頭が働かない・・・
明るい人、友達が多い人。
仕事ができて、人当たりもいい人。
体力があって、元気な人。
ポジティブな人、自信がある人。
そんな人たちを見ていると明るい気分になれますね。
ですが、それと同時に、「自分には、こんな風に明るくはなれない・・・」とネガティブになってしまうことも。
でも大丈夫。
比べてネガティブになってしまう人でも、憧れる人に実際に近づけてしまう、実際に自分もポジティブになれてしまう方法があるんです。
理想像をしっかりイメージ
明るい人、ポジティブな人と一緒にいると、根拠はないのに、なんだか自分まで明るい気持ちになれた!
そんな経験は誰にでもありますね。
これはその時の気分だけでなく、将来の自分の姿にもつながっているんです。
タレントやアーティストなどが、よく「○○さんに憧れて、この業界に入りました」とコメントしています。
本人が成功しているのは、憧れの人を強くイメージしていたからです。
実在の人物を憧れとしていたから、なりたい理想像が具体的にイメージできました。
だから、成功に至るまでの努力や経験、勉強などで自然と理想像との距離を縮めることができたのでしょう。
結果、本人も成功することができた、という流れです。
「自分にはそんなことはない」とお思いの方もいるかもしれませんが、
「明るい人だな」と思う人と一緒にいると自然と自分も明るくなった経験、というのは、
その相手と同じ経験をしている、ということが脳に自己肯定感を与えてくれているのです。
憧れの人と一緒にいる!
怒られたら、こっちまでイライラする。
相手が嬉しそうだと、こっちも何だかほっこりしてくる。
相手が大変そうだと、自分までそわそわしてしまう。
このように、人間は、良くも悪くも他人に影響されます。
この特徴があるからコミュニケーションが成立するわけですし、この特徴を生かせば、なりたい自分を実現することもできてしまうのです。
近くにいる「ちょっとスゴい人」と
明るくて前向きな友達。
バリバリ仕事をする先輩。
そんな、身近にいる「ちょっと憧れる」人を探してみましょう。
その人と一緒にいるだけで、こちらまでハッピーな気分になることができます。
「先輩はすごいのに、自分は・・・」とネガティブになってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、その先輩がその時点でしている動作を真似してみましょう。
ネガティブというのは、あなたはダメだと目の前で言われたわけではないのに、一人で考え込んでしまっている状態ではありませんか?
しかしそんな時、目の前の先輩の動作を真似してみるという行動をするだけで、そのループから思考を切り替えることができるのです。
また、同じ行動をしたことで、脳は「憧れの人と同じことができた、素晴らしい」と自然と自己肯定感を高め、「理想に少し近づけた」と評価してくれます。
すべきなのは、「先輩はすごいな、それに比べて自分は・・・」と思ってしまったら、先輩は「今」何をしているのか観察し、真似てみるだけです。
先輩が資料を読み込んでいるようなら、自分も目の前の資料に取り組んでみましょう。
先輩が昼食をとるようなら、自分も同行させてもらいましょう。
それだけで「理想に近づけた」という素晴らしい自己肯定感が、自分の中に生まれてきます。
さらに、同じ行動をする、ということは心理学的にも関係を深めてくれるものです。
朝礼やあいさつも、ただ儀礼的にやっているわけではなく、全員で同じ行動をしているだけで自然と一体感が高まるからです。
先輩がイベントに参加するなら同行させてもらう、などの行動ができると、より理想像に近づくことができるでしょう。
見てるだけでも効果アリ
さらに、必ずしも一緒に行動しなくてもいい、というデータもあります。
見ている相手が活動しているのを眺めているだけでも、脳は「同じ行動をした」と錯覚することができます。
相手が笑っていたらこちらもほほえましい、という経験はあるでしょう。
「明るくてポジティブ」にあこがれるならば、明るくてポジティブな身近な人と一緒にいてみましょう。
その人の行動を見たり、表情を見たり、空間をともにしただけで自然と脳は自己肯定感を得ることができるのです。
憧れの人を具体的にイメージする、身近な人と一緒にいてみる。
これだけで自信や自己肯定感を得て、憧れや理想へ近づくことができます。
もし「自分はダメ」「あの人はすごいのに」と思ってネガティブになっていたら、ぜひ試してみてください。