ワークショップ「雪を見たことがない人に説明するには」/自己分析「自分を表すキーワード」
ワークショップ「雪を見たことがない人に説明するには」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「雪を見たことがない人に説明するには」です。
利用者さんからは、以下のような意見がありました。
このテーマについての利用者さんの意見
- 水蒸気が氷の結晶になるなど、科学的な説明をする
- 雪合戦やウィンタースポーツなど、雪がある場所ならではの競技を紹介する
- 見た目や感触、踏んだ時の音、食べたらどうかなど、五感で説明する
- かき氷に例える、動画を用意するなどして説明する
人によってアプローチの仕方が様々なのが印象的でした。相手が知りたがっていることは何か想定して話すことも大事ですね!
自己分析講座
前回は、大学を卒業してから現在に至るまでの自分史を作成してもらいました!
今回は、これまでの内容を活用して自分の「キーワード」を探していきます。
自分を表すキーワード
自分を表すキーワードは、自分の「軸」とも言い換えることができます。
面接の場において自分をアピールするためには、自分自身の強みとなるポイントを明確にしておく必要があります。
この強みというのはPCスキルや持っている資格というよりも、行動や考え方によるものです。
そして、その強みとなるポイントを裏付けるエピソードを用用意しておくことも重要です。
面接官はあなたがやってきたことを見たり聞いたりしてきたわけではないので、ただ「これが得意」「これが長所」とだけ言われてもイメージが湧かないのです。
自分のキーワードに関連したエピソードを複数持っておけば、相手の質問に合わせてそれらのエピソードを合わせて回答することで、しっかりと軸が通ったイメージが伝わることでしょう。
以下の例を参考に、みなさんもぜひ考えてみてください!
キーワード:決めたことは最後まで諦めずにやり通す
エピソード①:中学時代、部活でレギュラーになれず苦しんだが、半端で終わることはやめようと自主練習を増やしつつ、3年間部活を続けた。
エピソード②:高校時代、学力が志望校に届かず諦めようと思ったこともあったが、積極的にわからない問題を聞くなどして勉強を続け、志望校には入れなかったが第二志望に合格した。
エピソード③:大学時代、アルバイトで周囲の人と考えが合わなかったことがあったが、諦めずにほかの人の意見も取り込みつつ提案し直し、認めてもらうことができた。
エピソード④:以前勤めていた企業でイベントの幹事を任されたが、社内の意見が二分しまとまらないことがあった。板挟みになり辛かったが、やれるだけのことはやろうと考え情報収集を行い、全員とはいかないまでも多くの人が参加してくれるイベントにできた。
エピソード⑤:以前勤めていた企業で任された仕事でミスをしてしまい、向いていないのではないかと悩んだことがあったが、任されたからにはしっかりとやりきりたいと考えてミスの原因を分析し、期限内に終わらせることができた。