コミュニケーション「週2日休みが取れたら何曜日に取りたいか?」/認知行動療法講座「認知の歪み探し『仕事で思うような結果が出せなかった』」

コミュニケーションプログラム

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「週2日休みが取れたら何曜日に取りたいか?」です。

今日のコミュニケーション講座では 週2日休みが取れたら何曜日に取りたいか?について発表して頂きました!

これから就職される方は必ず求人票に書かれている休日を確認してください!

土日休みだと思っていたら……実は平日休みだったとか時々ありますよね。

休日は気持ちをリフレッシュするために必要不可欠!!

平日に休みを取りたいのに….または土日の連休が欲しいのに…..

などなど、本当に取りたい休日と実際との相違が続くとお仕事を辞めたくなってしまうかもしれませんね!

マッチングミスが起きないようにもまず、自分の休みたい曜日を明確にして求人票と照らし合わせて応募していきましょう!

今回の皆さんの意見はこちらになります!

  • 土日の連休希望でゆっくりできるから。
  • 水曜日に休みがあると気持ち的に楽。
  • 日曜日休みだと周りに合わせられるから。
  • 平日休みだと娯楽施設が空いているから。

などなど

サービス業だと土日がメインの仕事となり平日休みが多いですよね。

人それぞれでどちらもメリットデメリットがありそうですね!

ミスマッチが起きないように自身の求めている生活スタイルを理解していきましょう!

認知行動療法講座

前回は、「約束の時間に遅れてしまった」という例で認知の歪みを探しました。

今回も、認知の歪みを見つける練習の続きをやっていきます。

認知の歪みを見つける練習

特定のシーンを例にして、そこで浮かんだ自動思考に含まれている認知の歪みを探していきます。

また、認知の歪みを含まない考え方はどのようなものになるのかについても考えてみましょう。

シーン:仕事で思うような結果が出せなかった

毎月発表される営業成績。

同期のなかではいつもトップだったのに、今月は同僚に初めてトップの座を奪われた。

自動思考A「入社して初めて負けた!もう自分の力は認めてもらえないんだ・・・」
感情:絶望、みじめ

自動思考B「彼は何でもできる・・・。もう太刀打ちできないかもしれない」
感情:無力感、むなしい

自動思考C「くやしくてしょうがない。もう営業成績なんて気にするのはやめだ!」
感情:イライラ、くやしい

さて、それぞれの自動思考について考えてみましょう。

自動思考A

一度の失敗で絶望的な気持ちになってしまい、「もう意味がない、価値がない」と考えてしまっています。

「一度一位になれなかったら、自分にはもう価値がない」というのは、「白黒思考」の考え方であると言えるでしょう。

自動思考B

これまでの自分にもちゃんと実績があるにもかかわらず、その部分は過小に評価しているようです。

一方で、相手の力を過大に捉えることで、一度負けただけで相手を勝ち目のない人と決めつけてしまっています。

これは「過大評価・過小評価」の結果であり、実際の状況を冷静に判断できているとは言い難いでしょう。

自動思考C

負けたことよりも、くやしいという気分に支配されて自暴自棄になってしまっているようです。

せっかくいままで頑張ってきたにもかかわらず、このままではその努力を一時の感情で放り出してしまうことになるかもしれません。

「情緒的な理由づけ」が起きてしまっていることが伺えます。

認知の歪みを含まない考え方の例

「彼は今月頑張っていたもんな。いいところを吸収してまたがんばろう」

ライバルに負けた・・・それだけで絶望的な気持ちになったり、もうダメだと落ち込んだりするのではなく、相手の努力の結果だという事実を受け入れて、自分が築いたこれまでの実績も信じてあげることが大事です。

そうすれば、一度の失敗で台無しになるのではなく、またがんばるための励みとして出来事を受け止めることができます。

負けてしまったことではなく、相手の努力に目を向けましょう。

そして、自分のこれまでの実績を振り返り、次に向けてがんばるためのきっかけにすれば前向きになれるはずです。

 

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