就活SST「アサーティブな対応を考える」
新聞読解「半日前予測 気象庁が挑む」
以下、記事の要約です。
2020年の7月豪雨では、同じ地域に雨が降り続く線状降水帯が5日間で9つ発生。
大規模な河川氾濫や土砂崩れを引き起こし、全国で84人が犠牲になった。
線状降水帯の発生半日前予測に挑む。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 線状降水帯という言葉を初めて知った
- 東アジアの一部でしか発生していないと知って驚いた
- 予測の精度を高めることも重要だが、個々人が豪雨災害に対する防災意識を持つことも重要だ
- 万が一の時に情報をすぐに取得できるように準備しておく必要があると思った
スーパーコンピュータの力もあり、徐々に事前の予測ができるようになってきている、というのは素晴らしいことですね。
地震などの災害に比べてあまり意識をしていないという人も多そうな豪雨災害ですが、防災意識をしっかりと持っていきましょう!
就活SST
前回、アサーションについての紹介をしました。
今回は、アサーションを使った対応に慣れるために、様々な場面におけるアサーティブな対応について考えました。
アサーティブな対応を考える
次の場面における、アサーティブな対応を考えてみましょう。
Aさんはリスタートに通っています。
友人が出来てからは喫茶店に立ち寄るため、帰りが遅くなることが増えました。
それを母親は快く思っていません。
今日も帰りが遅くなってしまい、母親はカンカンに怒っています。
Aさんとしては友人との付き合いも大事にしたいと考えています。
母親に、「何でこんなに遅いの!いい加減にしなさい!」と言われてしまいました。
さて、アサーティブに返すためには、どのような伝え方をすると良いでしょうか。
アサーションで重要なのは、相手の思いを尊重しつつ、自分の意見を伝えることです。
今回であれば、母親が怒っているのは、Aさんのことを心配してくれているからであると考えられます。
そのことはしっかりと受け止めなければいけません。
一方で、こちらから伝えたいことは、友人との付き合いも大事にしたいということです。
これらを両方含める言い方としては、以下のようになるでしょうか。
「心配をかけてごめんなさい。でも、仲の良い友達ともっと話したいと思っているんだ。20時までには必ず帰るようにするから、遅くなることを許してもらえないかな?」