就活SST「”ほめる”コミュニケーション」
新聞読解「カプセル玩具にときめき」
以下、記事の要約です。
カプセルトイに第4次ともされるブームが訪れている。
子供に加え大人の心を捉えているのは現実の製品や動物のリアルなミニチュアや、くすりと笑える小ネタもの。
1000円を超える高額なものも登場し、新型コロナウイルス下で鬱屈する消費欲求のささやかな受け皿になっている。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- カプセルの中身が進化されたことで、大人でも楽しめるようになった。
- 自分も通所前後に駅でカプセルトイを確認しており、実際に回したこともある。
- 欲しいものが確実に手に入らないのが気になるが、だからこそ手に入った時の喜びが大きいのもわかる。
- SNSでネタにするという需要が生まれ、それを見た人がまた購入するというサイクルができている。
昔と比べ、高額のカプセルトイも増えたとのことですが、それだけ中身のクオリティも進化したということですね。
帰り道に、カプセルトイを確認したくなってきました!
就活SST
前回、アサーションを使った対応に慣れるために、様々な場面を例にアサーティブな対応の練習を行いました。
今回は、”相手をほめる”コミュニケーションの効果について考えていきます。
“ほめる”コミュニケーション
「人からほめられて嫌な気がする人はいない」と言われています。
実際に、ほめられると多くの人は嬉しく感じますし、印象も良くなるでしょう。
しかし、いざ人をほめようと思っても、恥ずかしく感じてしまったり、ほめるポイントがどこかわからなかったりと、意外と難しいものです。
かといって、”ほめる”という行為をまったく行っていないと、他者との関係はなかなか深まっていきません。
なぜならば、ほめることとは、言い換えれば「相手を見ている」「認めている」という意思表示であるからです。
人は誰でも、自分のことを見てほしい、認めてほしいという欲求を持っています。
「いいね」「すごいね」「頑張ったね」など、ほめ言葉には、まさしくそのような欲求を満たす効果があるのです。
また、他者のことをほめない人は、他者からほめてもらうこともできません。
ほめ上手になることで、対人関係が良くなるばかりか、自分のことを肯定できるようになっていくのです。
ほめるポイント
相手をほめるときのほめる対象は、大きく分けて「外見」「内面」「その他」の3つに分類できます。
外見とは一目見てわかる部分で、例としては「服装」や「髪型」が挙げられるでしょうか。
一方、内面とはその人との付き合いが増えていく中でわかっていくことで、「性格」や「仕事への取り組み方」などが挙げられます。
その他には、「役職」といった要素が含まれます。
相手をほめる上で、嬉しく感じるのは「外見」よりも「内面」をほめたときです。
一目見れば言及できる外見に対して、内面をほめるためにはそれだけ相手を観察し、深く知る必要があります。
そのため、内面をほめられるということはそれだけ自分のことをしっかり見てくれているということになり、嬉しい気持ちも強くなるのです。
なお、外見であっても、髪型が変わったことなど「普段との変化」をほめることは、それだけ普段から見ているという意思表示になるので効果的です。