ワークショップ「良いチームワークとは」/自己分析「過去を振り返って考え方を見直す」
ワークショップ「良いチームワークとは」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「良いチームワークとは」です。
業種によって、上司や同僚と直接かかわる時間の長さは異なりますが、どのような仕事であっても自分一人の力ですべてをこなしているわけではありません。
チームワークというものは、効率的に仕事を進めるためにはなくてはならないものと言えます。
今回は、そんなチームワークについて、改めて利用者のみなさんに考えてもらいました!
このテーマについての利用者さんの意見
- 報連相がしっかりしてメンバー同士で連携が取れていること
- お互いを認め合い、相互理解を深めること
- お互いの得意、不得意を把握し、適材適所で進められること
- トラブルがあったとき、一人で立ち向かうのではなく協力して助け合えること
良いチームワークとは何か、どのようにすれば良いチームワークを作ることができるのか、考えてもらいました。
チームの一員として、自分自身にできることは何か、必要なことは何か・・・。就職までの間に考えておきたいですね!
自己分析講座
前回は、ここまでの自己分析講座の内容を振り返りつつ、自分の性格についての深掘りを行いました。
今回も引き続き、過去を振り返ることで今の考え方を見つめ直していきます。
過去を振り返って考え方を見直す
過去を振り返ることで、自分の今の考え方がどのように作られたのか、だんだんと見えてきます。
例として、小学生時代、いつも母によって姉と成績を比べられていたとしましょう。
「お姉ちゃんはできるのに、どうしてあなたはできないの?」といった言葉を普段からかけられていたとしたら、どのような考え方が作られるでしょうか。
このような体験は、自分の価値を認めることができず、他者の自分よりも優れているところを探して自分と比べることで、「自分はダメな人間だ」といったネガティブな認知を作るようになってしまいます。
もしもこのような自分を害する考え方を見つけたら、他者と比較して落ち込む行動を続けることのメリットとデメリットを考えてみてください。
少しずつ、自分を苦しめる考え方を見直していきましょう。