就活SST「リズムやテンポを意識して会話する」
新聞読解「いまなぜ渋沢栄一?」
以下、記事の要約です。
「いまなぜ渋沢なのでしょうか」
どうすれば持続的な経済成長ができるかなど、いまの世界が抱える難しい問題を解くヒントが、その生き方にあるのではないかと多くの人が注目しているのです。
「日本資本主義の父」と呼ばれた彼は明治以降、銀行や交通、製紙など約500社の設立。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 北区にある渋沢資料館に行ってみたいと思った。
- 当時フランスまで行くのは凄い。
- 農民から成り上がるのはどれだけ大変だったか想像出来ない。
- 個人の利益と公益の利益を同時に目指すのは理想的だと思った。
今後、渋沢さんのような人が日本を引っ張って行ってくれると嬉しいですね!
就活SST
前回は、適切なあいづちの打ち方について考えました。
今回は、会話のリズムやテンポについての話です。
リズムやテンポを意識して会話する
会話をする時、話がスムーズにかみ合う相手と、どうにも話しづらい相手がいる、と感じたことはありませんでしょうか。
その原因となっているのは、会話をする際の「リズム」や「テンポ」かもしれません。
話のリズムを意識すると話を理解してもらいやすくなり、またテンポを相手と合わせることでスムーズに会話ができるようになります。
リズムによって理解のしやすさは大きく変わる
話をする時に気を付けたいのが、だらだらとした話にならないよう、構成を考えることです。
様々な情報がバラバラに出てきて、その繋がりが見えてこないような話し方は、理解が追い付かないために聞いている側も辛いものです。
相手が理解しやすい順番に並べて情報をひとつひとつ区切ることを意識して話せば、同じ内容でも引きつけ方が変わってきます。
相手と話のテンポを合わせる
人それぞれ、話の”テンポ”が異なるということは、体感したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
「心地いい」と感じるテンポや「不快」だと感じるテンポは、人によって違っています。
ゆったりしたスピードで話すのを好む人も、素早いやりとりを快感に感じる人もいて、どちらが良い悪いということではありません。
しかし、ゆったりした話し方を好む人が、スピーディーな会話のやりとりを好む人とコミュニケーションを取れば、当然会話はかみ合いにくくなってしまいます。
お互いに相手のテンポに合わせていければ理想ですが、自分が相手にテンポを合わせるためにはどうすればいいのでしょうか。
相手の方がテンポが遅いと感じたときのコツは、相手の言葉をじっくり待って、優しい言葉遣いを心がけることです。
テンポの速い会話は相手に威圧感を与えやすく、また相手の言葉を待たずに話してしまうことで一方的な会話になりがちです。
相手側の言いたいことをしっかりと受け止めることを意識してみてください。
相手の方がテンポが速いと感じたときのコツは、相手が何を言いたいのか、要点を逃さないことです。
自分の話のテンポを速めるのはなかなか難しいですが、一字一句聞こうとするのではなく、相手が言いたいことは何かを抽出することに意識を向けてみてください。
そうすることで、相手が聞きたいことへの答えを返すまでの時間を短縮することが可能です。