コミュニケーション「自分を色に例えると」/認知行動療法講座「スキーマを修正する」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「自分を色に例えると」です。
面接で出されるとしたらかなり珍しい質問ではありますが、このような「○○に例えると」といった質問には、他のものに例えることによって自分自身の長所や短所を客観的に表現させる、という意図があります。
例えるもの(今回であれば色)に抱くイメージがどのようなもので、それが自身のどんな特徴と合致するのかを説明するためには、客観的に見た特徴を、しっかりと言語化する必要があるのです。
今回の皆さんの意見はこちらになります!
- 白。他の色に染まりやすいから。他者の意見に影響されやすい一方で、良いところを吸収していくことができる。
- 青。他者に対してクールに接することができる一方、引っ込み思案なところがあるから。
- 緑。努力家であることや、周囲を気遣って行動できることが色のイメージに合うから。
様々な色が出てくる中で、青という色に例える利用者さんが多めの印象でした。
しかし、同じ色であっても、そこに抱くイメージは異なるため、なぜその色を選んだのか、各々の考え方や価値観がわかる良い発表になりました!
認知行動療法講座
前回は、考えの根本であり、自動思考を決める大元となっている考えである「スキーマ」についての紹介を行いました。
今回は、スキーマを修正するためにはどうすればいいのか、考えていきます。
スキーマを修正する
スキーマの修正において重要なのは、以下の2点です。
①スキーマ通りに行動しないと、どうなると自分が考えているかを書き出す。
「○○してはいけない」「○○でなければならない」といったスキーマを、もしも守れなかったときには、いったいどんな恐ろしいことが起こってしまうのでしょう。
しっかりと考えてみると、実はスキーマの通りに動かなかったときも、問題なく済んだという経験も見つかるかもしれません。
②自分がよくする行動の中から、スキーマに反する行動や態度を取り出す。
日常的にやっている行動の中に、自分の持つスキーマと矛盾することはないでしょうか。
例えば、「何でも完璧にやらないといけない」というスキーマを持つ人は、毎日のルーチンワークを完璧にこなしているでしょうか。
探してみれば、完璧にできてはいないものの、特に悪い結果には結びついていないようなことが見えてくるはずです。