就活SST「質問を想定して準備しておく」

新聞読解「価格で誘い、エコ狙う」

以下、記事の要約です。

日々の洗濯に使う衣料用の液体洗剤。

プラスチックゴミ削減という環境意識の高まりを受け、ボトルを繰り返し使う詰め替え商品も普及している。

価格で詰め替え用の方がお得な印象を持つ人もいるだろうが、実は本体の方が格安になる「逆転現象」も起きている。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 詰め替えがお得だと思い買っていた。
  • 本体が安いと色々試せて嬉しい。
  • エコ意識まで全く考えていなかった。
  • 売る側の戦略に驚いた。

今後は本体価格と詰め替え価格が気になってしまいますね!

就活SST

前回は、話を聞くときのテクニックについて紹介しました。

今回は、自分が話をする時に、受ける質問を事前に想定し、準備する方法について話していきます。

質問を想定して準備しておく

前回、逆ピラミッドでの返答法について話した際に、質問には本質から答えることが重要であると説明しました。

しかし、質問の本質がわかっても、その質問への回答を準備していなければ、質問者に不信感を与えてしまったり、失言をしてしまったりする可能性があります。

それを防ぐためには、事前に想定問題集を作るほか、想定外の質問への対処についても知っておく必要があります。

想定問題集を作成する

想定問題集とは、聞かれる可能性のある質問を事前に予想し、リストアップすることで、事前にそれぞれの質問に適した返答を準備しておくものです。

仕事において、何かを報告するときや発表するときなどに事前に用意しておくことで、想定外の質問にその場で返答することによる失言や、発言の首尾一貫性が損なわれることを避けることができます。

また、どんな質問が来るか予想し、返答を用意することはプレゼンを組み立てる上でも役に立ちますし、面接の場においても利用することができるでしょう。

想定される質問は、その内容や、状況によっても違ってきます。

一例として、「新しいゲームソフトの発表」という場面であれば、ゲーム中毒やゲーム内の暴力性に関する質問が来ることを予測して返答を用意することになるでしょう。

こういった内容は、発表自体に初めから盛り込んでおくことはしないものの、聞かれた場合に回答できる準備はしておく必要があるのです。

なお、状況にもよりますが、想定問題集を発表の場にそのまま持ち込み、見ながら話していると、「誰か他人が用意した返答をただ読み上げているのでは?」というように感じられ、悪印象になってしまう場合があります。

数字に関わる部分など、暗記するのが難しい部分だけを別途書き出しておき、発表の場においてはそれを見ながら話すことができればベターでしょう。

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