就活SST「人それぞれの基本的欲求を満たす行動」

新聞読解「冬の食・娯楽燃料高が影」

以下、記事の要約です。

原油価格の上昇に伴い燃料高が長期化し、ガソリンや光熱費だけでなく、冬の味覚やレジャーへの影響が懸念されている。
クリスマスケーキに欠かせないイチゴはハウス栽培の燃料高騰で値上げが見込まれるほか、乗船料を引き上げた釣り船店も。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 仕入れに対して国が補償して欲しい。
  • 海外に左右されてしまうので辛い。
  • 原油に変わるものを見つけていきたい。
  • 身近なものが高くなりなんとかして欲しい。

今後はより一層コスト削減になりそうですね!

就活SST

前回は、5つの基本的な欲求について紹介しました。

今回は、その5つの基本的な欲求を満たす行動とはどのようなものなのか、考えていきます。

人それぞれの基本的欲求を満たす行動

5つの基本的欲求は、強弱の差こそあれ誰もが持っているものであると前回お話しました。

しかし、これらを得るための手段は、人それぞれ違っています。

例えば、食事をすることは生存の欲求に含まれた欲求を解消する行動ですが、「好きな食べ物」は人によって違っていますよね。

もちろん、他になければ生きるためにどんなものでも食べるかもしれませんが、そうでなければ「今食べたいもの」を選んで食べるでしょう。

他にも、休日に映画を見るのは楽しみの欲求ですが、どんな映画を選ぶかは人によって違う、なんていう例を挙げてもいいかもしれません。

このように、同じ欲求を満たすのでも人によって行動には違いが出るのですが、選択理論においてはその人の欲求を満たす事柄をまとめて「上質世界」と呼びます。

人それぞれの基本的欲求を満たす行動

上質世界は、その人が欲求を満たすことのできる物事の写真がたくさん貼ってある部屋、というようなイメージです。

その写真は、その人の基本的欲求のうち、1つ以上を満たしたもの、例えば「美味しかった食べ物」「楽しかった映画」といったものが貼り付けられていき、欲求を満たすため、それやそれに近しいものを求めるようになります。

つまり、人の行動は、上質世界に含まれる何かを手に入れ、それによって基本的欲求を満たすことを目的としているのです。

上質世界に含まれるものは、大きく分けて「自分がともにいたいと思う人」「自分が所有したい、経験したいと思うもの」「自分の行動の多くを支配している考え、信条」の3つに分けられます。

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