就活SST「新しいアイデアを生み出す創造性」
新聞読解「雑誌の付録、昔は番外編」
以下、記事の要約です。
書店に出向くと、ポーチや模型などの付録が付いた雑誌平積みになっているのを見かける。
出版不況と言われ雑誌全体の発行部数が減少するなか、付録付きの割合は2000年以降、上昇傾向にある。
雑誌の付録は明治時代から発展してきたが、その源流をたどると意外な媒体が浮かびあがってきた。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 付録がメインで中身を読まれない。
- 雑誌が売れなくなってしまい出版社は大変。
- 最初に新聞が付録を取り入れていて驚いた。
- 付録は気になる物が多い。
今後も付録が楽しみになりそうですね!
就活SST
前回は、変えられることと変えられないことについてのまとめをしました。
今回は、「創造性」と呼ばれる、新しいアイデアを生み出す働きについての話です。
新しいアイデアを生み出す創造性
創造性とは、言葉の通り、新しいものを生み出す働きのことです。
人は、自分の欲望を満たすためのものが手に入らない時、自分で作り出そうとします。
わかりやすい例で言えば、「いつでもどこでも音楽を聴きたい」という欲求を叶えるために携帯音楽プレーヤーが作り出された、というのも創造性によるものと言えるでしょう。
しかし、創造性とは何も物理的に何かを作ることだけを指す言葉ではありません。
自分がその時最善であると考える行動を取るため、新たな選択肢をつくり出すの創造性によるものです。
たとえば、いつも乗っている電車がトラブルで止まっていた時、あなたはどのようなことを考えるでしょうか。
「振替で行けるかも」
「別の路線からなら間に合うか?」
「タクシーを捕まえよう」
などなど、こういった”次”にどうするかを思い浮かべるのも、創造性の働きによるものです。
この中から、”自分にとって”最善であると考えている選択肢を無意識のうちに選び、次の行動に移ることになります。
創造性はマイナスにも働く
創造性は、必ずしも良い結果につながるとは限りません。
なぜなら、「自分にとって最善」である選択肢が、他者から見たら効果のないものだったり、反対に自分を傷つけるものであることもあるからです。
たとえば、イライラしてどうしようもないとき、その人にとって最善の選択肢が「物に当たる」ことであれば、身近なものを叩きつけて壊してしまうかもしれません。
この方法は、一時的には落ち着くかもしれませんが、その姿を見ていた人がいれば悪い印象を持ってしまうでしょうし、大事なものを失ってしまう可能性もあります。
創造性をマイナスに発揮させないために必要なのは、多くの選択肢を持ち、その中で自分にとって有効なものを見つけておくことです。
この例であれば、事前にイライラしたときにどうしているか友人に聞いたり、本を読んだり、インターネットで調べたりといった方法でより効果的な方法を見つけることができれば、創造性によって選ばれる行動も変わっていくことでしょう。