コミュニケーション「気になっているニュース」/認知行動療法講座「自動思考とストレス」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
今回の皆さんの意見はこちらになります!
- オミクロン株の感染拡大について
- ゲーム総選挙について
- 惑星探索について
- 呪術廻戦の映画について
いずれも今後気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も必要かもしれませんね!
認知行動療法講座
前回から、認知行動療法講座は初回に戻って復習をしています。
今回は、自動思考とストレスの関係について見ていきます。
自動思考とは
自動思考とは、何かしらの物事が起きた時に、それに対して頭の中でぱっと浮かんでくる考えのことです。
たとえば、犬を見たときに「噛まれてしまうかもしれない、離れないと」と思うのも、「可愛いな、頭をなでても大丈夫かな?」と思うのも、どちらも自動思考の働きと言えます。
この自動思考は、「スキーマ」と呼ばれるその人の中で前提となっている考えによって、意識せずに浮かんでくるものです。
浮かんだ自動思考によって、気分や感情、そしてその後の行動は大きく変わります。
つまり、「落ち込み」「怒り」「不安」といった感情をよく感じてしまうという人は、そういった感情に繋がる自動思考を無意識に思い浮かべていると考えることができます。
さらに深掘りすれば、それらの自動思考の元となったスキーマにたどり着くのですが、いきなりスキーマに挑戦するのは難しいので、まずは自分の自動思考に向き合っていく必要があります。
自動思考とストレス
ストレスが溜まると、だんだんと自動思考がネガティブなものになりやすくなってしまいます。
落ち込んでいるときには物事を悲観的に受け止めやすくなり、起きた物事の悪い側面ばかりを見てしまい、さらなる落ち込みにつながる自動思考が浮かんできます。
同じように、イライラしているときには相手のいやな部分や納得できない部分が目に入りやすくなりますし、不安なときにはさらなる悪い未来を想像してしまうものです。
こういった悪循環から抜け出すためには、自分自身がストレスを受けており、ネガティブな自動思考を浮かべていることに気が付く必要があります。