就活SST「質問の仕方を使い分ける」

新聞読解「習い事値上がり、水泳が先行」

以下、記事の要約です。

水泳教室の月謝が長期の上昇を続けている。

総務省の小売物価統計調査によると東京都区部の1ヶ月の月謝は10年間で1600円あまり上がり、2021年12月には8449円に。

1年前より7%高く、書道など他の習い事と比べても近年の値上がりが目立つ。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 水泳の月謝が高くなっていて驚いた。
  • 水泳の授業が無くなりかわいそう。
  • 維持費が大変そう。
  • 水泳を教える人がいなくなりそう。

今後は自治体と民間の連携が必要になってきそうですね!

就活SST

前回でSSTは初回に戻り、コミュニケーションとはどのようなものか、紹介しました。

今回は、2つの質問の使い分けについて紹介します。

質問の仕方を使い分ける

会話を続けていくためには、”質問”というものが重要です。

質問をすることで、相手のことをより深く知ることができます。

そうすれば、そこで出てきた情報に対して新たに会話を広げることもできますし、お互いを知ることで、関係を深めていくこともできます。

実は、質問というものは、2つに分類することができます。

1つ例を挙げてみましょう。

「休日は楽しかった?」
「休日はどうだった?」

この2つの質問は、ほとんど同じことを聞いているように見えますが、回答の方法は大きく異なってきます。

「休日は楽しかった?」という質問に対しては、「YES/NO」のどちらかで回答することができます。

そのため、例えば「そうですね」といった回答が返ってきた場合、そこから話を広げるのは少し難しくなります。

一方で、「休日はどうだった?」という質問に対して、「YES/NO」で回答することはできません。

なので、「休日何をしたか」といった回答を相手から引き出すことができます。

このように、「YES/NO」で回答できる質問を「閉じた質問」、回答できない質問を「開かれた質問」と呼びます。

会話を広げていくためには、開かれた質問が有効ですが、一方で、ピンポイントに聞きたいことがあるときには閉じた質問が向いているため、これらの質問の仕方をうまく使い分けることが、会話を続けていくためのコツです。

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