就活SST「自分の情報を伝える”自己開示”」

新聞読解「若者言葉「とか弁」多用ご用心」

以下、記事の要約です。

 「ゲームとかしない?」「ご都合とかいかがですか?」。

若者だけでなく、大人も口にしがちな「とか」の多用。

本当ははっきり言えるのにあえて曖昧にする方がよい場合があるかもしれないが、親世代としては気になる。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 言葉は生き物という言葉が納得できた。
  • 思いやりの気持ちが強い。
  • 曖昧な表現の方がよい場合もある。
  • 強制するのが好きな人ばかりではないので気をつけたい。

今後は子供に教えられる語彙力を身につけていきたいですね!

就活SST

前回のSSTでは、2つの質問の使い分けについて紹介しました。

今回は、自分の情報を伝える”自己開示”について紹介していきます。

自分の情報を伝える”自己開示”

今日は、自分の情報を伝えるスキルである”自己開示”について紹介していきます。

自己開示された人(聞き手)は、その内容に応じて同程度の内容の自己開示を返しやすくなるという、「自己開示の返報性」という言葉があります。

例えば、出身地についての話を相手がしてきたので、自分もどこの出身かに絡めたトークをした、といった経験はありませんでしょうか?

仲を深めるというのは、言い換えれば、お互いのことを知るということです。

自分の情報を開示していくと、自己開示の返報性によって相手も同じくらいの情報を出してくれるようになり、だんだんと関係を深めていくことができます。

しかし、自己開示する情報によって、その深さや重さは変わってきます。

「好きな食べ物」などの単純な事実であれば、初対面でも話しやすいのではないかと思います。

一方で、趣味についての話はある程度仲良くないとし辛いこともあり、個人的な悩みとなると、信頼する人以外には話せないかと思います。

関係性を深めていく際には、こういった自己開示の深度に気を付ける必要があります。

まだあまり関係が深まっていない相手に、いきなり深刻な相談を持ち掛けては引かれてしまうことでしょう。

反対に、相手が情報を開示してくれているのに、自分が自分のことを話さなければ、それ以上関係が深まっていくこともありません。

今、その場で話してよいことは何か考えながら、うまく自己開示をしていきましょう。

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