就活SST「気遣いの工夫を共有する」

新聞読解「18歳成人、何が変わるの?」

以下、記事の要約です。

大人と子どもの線引きが、4月から大きく変わる。
1876年以来、146年ぶりの見直しとなる。
若者やその親は、何を気をつけたら良いのか。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 経済の流れやお金の使い方などを学校で教えるのは大切だと思った。
  • 社会経験の少ない若者が新たにトラブルに直面する可能性を考え、相談先を用意する必要がある。
  • 高校生は受験の準備もあるので、それと両立して新しい知識を覚えていかなければいけない。

人口減も背景にあっての成人年齢引き下げですが、様々な変化に対応できるよう、準備を進めていく必要がありますね。

就活SST

前回のSSTでは、気遣いというものについての概論を述べました。

今回は、利用者のみなさんが行っている気遣いについての工夫をお互いに共有しました。

気遣いの工夫を共有する

今回のプログラムでは、気遣いのために工夫していることや、他者からしてもらって嬉しかった気遣いについて、利用者さん同士で共有しました。

「エレベーターで扉を抑える」「ハサミを返すときに刃を向けない」などのマナーとなっている気遣いから、「逆の立場だったらと考える」「相手の話題に興味を持つ」など、コミュニケーションにおけるコツまで、様々な意見を出してもらうことができました。

また、困っているときに助けてもらった体験など、嬉しかった気遣いの経験も参考になるものが多くありました。

様々な気遣いの方法について知ることは、自分の選択肢を増やすことに繋がります。

無理にどれもこれもとやる必要はありませんが、ふとした時に相手を気遣う行動ができれば、より円滑な人間関係を構築していくことができるはずです。

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