ワークショップ「日本の魅力を伝えるには」/自己分析「人生グラフで幸福度を可視化する」
ワークショップ「日本の魅力を伝えるには」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「日本の魅力を海外の人に伝えるには」です。
日本には、海外からの観光客も多く来てくれていますが、日本という国が持つ魅力をより伝えていくためには、どのようにすればよいでしょうか。
日本の魅力とはそもそも何か? 魅力を伝える方法にはどのようなものがあるか? など、利用者さんに考えてもらいました。
このテーマについての利用者さんの発表
- 着付けや日本食の体験ツアー
- 伝統的な工芸品などを主に扱うショップ
- インフラの充実を活かした、フットワーク軽く複数の町を巡るプラン
- 地域の食べ物や文化に触れてもらう
様々な魅力を伝えるための方法が出てきました!
既存のサービスとの差別化も考えていきたいところですね!
自己分析講座
前回は、基本的構えを修正するための方法について考えました。
今回は、幸福度を視覚化することができる「人生グラフ」について紹介します。
人生グラフで幸福度を可視化する
人生グラフは、X軸を年齢、Y軸を主観的な幸福度として作った折れ線グラフです。
総合的な幸福度が上がったタイミング、下がったタイミングでグラフが折り返すため、視覚的にこれまでの人生を見返すことができます。
また、大きくグラフに変化があったタイミングについては、そこで一体何が起こったのか、書き出しておくようにしてください。
人生グラフの作成には、いくつかの意味があります。
まず第1に、自分自身の過ごしやすい環境を知ることです。
幸福度が高く維持できている時期があれば、その時期において自分の周囲の人間や、所属している場所が、自分にとって居心地の良いものだったと考えられます。
その時築いていた人間関係や周囲の環境を分析することで、どのような状況でパフォーマンスを発揮できるのか、知ることができます。
また、幸福度が高い時期は「得意を活かしていた」時期であり、低い時期は「苦手に直面していた」ことも考えられるため、長所や短所を知るのに役立てることもあります。
他にも、大きくグラフが落ちてしまったタイミングを分析することで、今に至るまで持ち続けている自分を苦しめる考え方を見つけられるかもしれません。