自己分析「人生の中で辛かったことを分析する」
自己分析講座
前回は、「人生グラフ」を作成し、幸福度の視覚化を行いました。
今回は、人生グラフを活用しつつ、過去の辛かったことについて分析を行いました。
人生の中で辛かったことを分析する。
今までの人生において、悲しかったこと、イヤだったこと、つらかったこと、怖かったこと。
今回の自己分析講座では、それらについて分析を行いました。
前回、人生グラフを作ったことで、グラフがマイナスになってしまっている時期や、大きく下方に落ちてしまうタイミングが見えてきました。
それらのタイミングにおいて起こったことを、具体的に書き出していきます。
その際は、「いつ」「どこで」「誰が」「なぜ」「どのように」「何をした」の5W1Hを可能な限り埋めることを意識すると具体性のある内容になります。
また、「自分がその時何を考えていたか」も大事な要素です。
実際に何を考えていたかまで覚えていることは中々ないかもしれませんが、その時の自分なら恐らくこう考えただろう、と想像してみるのも良いでしょう。
なぜなら、そこで考えたこと、つまりは”認知”が、今現在まで続く自分の考え方の原点になっているかもしれないのです。
例えば、小学生の頃、ケンカが原因でひとりぼっちになってしまった経験があったとします。
その際には、「裏切られた」「人は信用できない」等といった考えが浮かんだかもしれません。
こういった考え方は、この件以降も「この人もいずれ裏切るかもしれない」「信じたら嫌な思いをするかもしれない」といった無意識の考えとして残ってしまう場合があります。
その結果、小学生の頃の一件だけで終わらず、以降の人生において人に心が開けない、うまく仲良くなれないと言った悩みの原因となっていた、なんていうこともあるのです。