就活SST「『謝り方』で印象は変わる」

新聞読解「若年層への就業・求職訓練を」

以下、記事の要約です。

若年層の高い失業率と低い就業率に注目したい。

図の上部は15~24歳と全年齢平均の完全失業率を比較したものだ。

15歳~24歳の失業率がときに全年齢平均の2倍に達することがわかる。

引退前後の世代でも、若年層に比べれば失業率は低い。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 学生時代にビジネスマナーの講習など受ける機会があると助かる。
  • 学校で教わる機会が全くなかった。
  • 企業の求めている人物の情報開示をもっとして欲しい。
  • ミスマッチをできるだけ無くして欲しい。

今後は学校から仕事へのスムーズな橋渡しが重要そうですね!

就活SST

前回のSSTでは、相手を”ほめる”ことの大切さと、ほめるときの注意点についての話をしました。

今回は、謝罪をする時の言い方や注意点について話していきます。

『謝り方』で印象は変わる

あなたには、「謝ったのに許してもらえなかった」という経験はありませんか?

あるいは逆に、「謝罪されたが表面的なものであるように感じて許せなかった」というような経験はどうでしょうか?

謝罪の言葉を口にしたとしても、言い方によっては言い訳しているように聞こえてしまったり、誠意がないと感じられてしまったりして、返って怒らせてしまう場合があります。

謝罪の気持ちを伝えるためには、適切な謝り方を身に着ける必要があるのです。

誠意の伝わる謝り方

謝罪をする上で、もっとも気をつけなければいけないのが、「自己弁護」をしないということです。

謝罪が必要なタイミングで自己弁護してしまうと、相手からは「誠意がない」と感じられてしまうでしょう。

具体的には、以下のポイントに気を付けてください。

1.謝罪の最初は必ず「お詫びの言葉」

謝罪する時、いの一番に口にする必要があるのは必ず「お詫びの言葉」です。

何か説明の必要があったとしても、お詫びの言葉の前に説明を始めてしまうと、「言い訳している」と感じられやすいので注意してください。

2.起きてしまった理由と対処法を伝える

起きてしまった問題に対して、その理由と、どのように対処するのかを伝えるのも重要です。

一度起きたことは変えられなくとも、次に同じ失敗を繰り返さないよう、自分にできる対処方法を提案するようにしてください。

3.原因が自分になかったとしても、相手が不快感を覚えていることに対して謝罪する

謝罪の必要はあるが、その原因が相手自身の不注意や、第三者である、といった場面もあるかと思います。

しかし、例えそうだったとしても、相手自身を責めるような言い方や、第三者の責任に言及する言い方をしてしまうと、「責任転嫁している」と思われてしまい、ますます相手の怒りを強めてしまいます。

このような場合には、「自身の対応が遅れてしまったことを謝罪する」「相手に余計な手間を取らせてしまったことを謝罪する」など、相手が不満に思っていることを一度受け止める必要があるでしょう。

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