新聞読解「すし 魚介高騰でも前年同月比1%安」/就活SST「情報の階層を意識する」
新聞読解「すし 魚介高騰でも前年同月比1%安」
以下、記事の要約です。
巣ごもり消費で人気を伸ばしたスーパーの惣菜。
なかでもプチ贅沢気分を味わえる「すし」は底堅い人気を保つ。
主な材料の水産物は価格高騰が続くが、寿司はそれほど値上がりしていない。
ネタの組み合わせやトレーの改良など、価格を抑える様々な工夫が駆使されている。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 企業努力で価格を維持しているのはすごい。
- 米が値上げされていないことが安心できる。
- 厚焼き玉子でボリュームを出すのはいいアイディアだ。
- 節約にもつながるので、惣菜の寿司は今後伸びそう。
各企業の創意工夫に感謝ですね!
就活SST
前回のSSTでは、話を理解するための方法として、図解のやり方を紹介しました。
今回は、自分が話をする時の準備として、情報を階層で分けて整理するテクニックをお伝えします。
情報の階層を意識する
前回のプログラムにおいて、話を聞く時にはポイントを捉え、図解することで理解しやすくなる、と紹介しました。
話の図解は、話を聞くときだけでなく、自分が話をする時にも役立てることができます。
人前で何か発表をする時や面接などで、緊張や焦りから頭が真っ白になってしまったり、何を話せばいいかわからなくなってしまった、というような経験はないでしょうか。
このような、「話の軸」を見失ってしまうことの対策として、重要な情報と些末な情報を分けて話を構成しておく、という方法があります。
話をする時、その話に出てくる情報には、「階層」があります。
階層とは、その意味する大きさのことを指します。
例えば、以下の文を見てください。
「私の強みは、約束を守ることや、任された仕事をやり通すことです。あとは責任感もあるほうだと思うので、始めたことを途中で投げ出したりしません。それから、周りの人とコミュニケーションをまめに取るようにしているので社交性もあり、笑顔がいいねと言われることもよくあります」
強みについて話しているようですが、パっと見だと、次から次に情報が出てきて、結局どんな強みがあるかあまり印象に残らなかったのではないでしょうか。
実は、先ほどの文章では、2つの情報の階層がごちゃ混ぜになってしまっています。
第一階層は、「責任感」「社交性」
第二階層は、「約束を守る」「任された仕事をやり通す」「まわりの人とコミュニケーションをまめに取る」「笑顔」
階層を分けた上で構成し直すと、以下のような文章になります。
「私の強みは、大きく分けて、”責任感”と”社交性”の2つがあります。まず責任感については、今まで、どんな仕事もやり通すことを信念に、一度も投げ出すことはありませんでした。また、社交性についても、意識的にコミュニケーションを取ることを心掛けており、笑顔がチャームポイントと言われます」
階層を意識したことで、”責任感”と”社交性”の2つが強みであり、あとはそれを補強する具体例であるということがはっきりして、理解しやすい文章になりました!