コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「自分のスキーマを一覧から探してみよう」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- コンビニの新作スイーツが楽しみ
- カラオケのなりきりマイクを利用してみたい
- ゲームでチャリティー活動につながるとは意外だった
- イカキングに経済効果があるなんて驚いた
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、自動思考が浮かぶ原因となっている「スキーマ」について考えました。
今回は、自分のスキーマを探すため、”JIBT-R質問用紙”を紹介します。
自分のスキーマを一覧から探してみよう
前回、下向き矢印法を使ってのスキーマの探し方について紹介し、実践してもらいました。
しかし、自動思考からスキーマを探すのは慣れるまでなかなか難しく、自分が持っているスキーマがどのようなものか、はっきりしないということもあるかもしれません。
そこで、スキーマを見つける他の方法として、JIBT-R質問用紙をご紹介します。
以下の質問について、自分にどれくらいあてはまるか、1が全く当てはまらず、5が非常に当てはまるとして、5段階で考えてみてください。
JIBT-R質問用紙
1.いつも目覚ましい行いをしなくてはならない。
2.私はすべての点で有能でなければならない。
3.私は常に業績を上げなければならない。
4.いつも申し分ない行為をしなくてはならない。
5.私はいつも頭が良く働かなければならない。
6.物事は完全無欠に成し遂げねばならない。
7.私は欠点のない人間でなければならない。
8.自分の評判が落ちることなどあってはならない。
9.知らないことがあるなんて我慢できない。
10.たくさんの仕事を引き受けても立派にこなさなければならない。
11.いつも自分を引っ張っていってくれる人が必要だ。
12.相談できる人が常にいないと困る。
13.頼れる友人がいなければやっていけない。
14.自分より有能な人に頼らなければうまくいかない。
15.常に指示してくれる人がいなければならない。
16.大きな組織の中にいると安心していられる。
17.偉大な人に頼ってその恩恵を被らなければ損だ。
18.自分で考えるよりまず人に相談すべきだ。
19.戦争が起こったら私の人生はおしまいだ。
5段階評価で4や5がついたスキーマは、あなたに悪影響を及ぼしているスキーマかもしれません。