ワークショップ「オリンピック4つ目のメダル」/自己分析講座「発表:対人面の特徴について」
ワークショップ「オリンピック4つ目のメダル」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「オリンピック4つ目のメダル」です。
オリンピックのメダルと言えば、1位~3位の人に贈られる金、銀、銅メダルですが、ここにもう一つ、メダルを追加するなら?
どんな色のメダルを、どんな人に渡すのが良いでしょうか。
利用者のみなさんに考えてもらいました!
このテーマについての利用者さんの発表
- 青銅。新しい手法を編み出して、今後の幅を広げた選手に授与する。
- 青色。オリンピックの目的に世界平和が含まれていることから、平和を代表する色として。フェアプレイなどを讃えて授与する。
- 錆色。錆も磨いたら輝きが見えてくるという意味で、4位以下の全員に授与する。
- 透明なクリスタルメダル。日本語で言えば”結晶”なので、汗と涙を讃えて授与する。
メダルの色も、渡す対象も、様々な意見が出てきました!
オリンピックに関わった人たちの思い出になるようなメダルになると良いですね!
自己分析講座「発表:対人面の特徴について」
前回は、対人関係についての自分の特徴をまとめてもらいました。
今回は、前回まとめた内容について、発表してもらいます!
発表:対人面の特徴について
対人関係におけるセールスポイントには、以下のようなものが挙げられます。
・親しみやすさ
・気配り
・誠実さ
・協調性
・リーダーシップ
・表現力
・プレゼンテーション力
・交渉力
これらは、数値化できるものではないので、相手に伝える方法が少々難しいかもしれません。
「自分の強みが何か」
「それを活かすことができた具体的な体験」
「その結果得られた成果」
といった構成で話せると、伝わりやすくなるでしょう。
一方で、対人関係における苦手なポイントとしては、以下のようなものを挙げることができます。
・内向的
・口下手
・相談ができない
・自分の意見が言えない
・周りの目を気にしてしまう
・壁を作ってしまう
苦手なポイントについては、ただ苦手であると伝えるだけでは、ネガティブな印象を持たれるだけになってしまいます。
「苦手だがこんな風に気を付けている」といったフォローや、「苦手なのでこのようにして欲しい」といった配慮事項をセットで伝えることで、ちゃんと自己分析ができていると相手は安心します。
反対に、「苦手なことはありません」という回答は、自分のことがよくわかっていないのだな、と受け取られてしまうので要注意です。