コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「根拠と反証を見つける練習」

コミュニケーションプログラム

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!

  • 映画の「月の満ち欠け」が気になる
  • コメダ珈琲のシロノワールむちゃうまプリンが食べてみたい
  • ドン・キホーテの公式キャラが一日にして交代撤回
  • ポケモンのドット柄チョコが食べてみたい

いずれも今後も気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!

認知行動療法講座

前回は、認知の歪みを使って反証を見つける方法について紹介しました。

今回は、サンプルを使って実際に根拠と反証を見つける練習をしてみましょう。

根拠と反証を見つける練習

以下のサンプルから、根拠と反証を探して見ます。

状況:昼頃、友人にメールを送ったが、いつまで経っても返事が来ない。

気分:1) 不安 (90%) 2) 落ち込み (70%)

自動思考:1) 私のメールが気に障ってしまったんだ。
2) 私は友人に嫌われている。どうして自分はいつも人とうまく付き合うことができないんだろう。

※以下の状況にあるものとします。

・メールをしたのに返信が来ない
・この友人から「嫌い」等と言われたことはない。
・以前にも同じような内容のメールを送ったが、すぐに返ってきた。
・この友人から、今度遊びに行こうと誘われている。
・たまに話しかけても「うん」などと手短に返事をされることがある。

根拠

それぞれの自動思考に対しての根拠を考えてみましょう。

まず、1つ目の自動思考についてですが、「メールをしたのに返信が来ない」ことは事実であるため、根拠として挙げることができます。

一方で、自分のメールが原因である、ということを示す根拠は見つけられません。

2つ目の自動思考については、1と同じくメールをしたのに返信が来ないことの他に、「たまに話しかけても「うん」などと手短に返事をされることがある」ことも根拠として挙げて良いでしょう。

その場であったこと以外であっても、事実起きていることであり、自動思考が浮かぶ要因になった事柄は、根拠になり得ます。

反証

反証についても、自動思考それぞれについて考えていきます。

1つ目の自動思考ですが、自分のせいであると考えてしまっているので、それと矛盾する出来事が過去にあれば反証になり得るでしょう。

そこで挙げられるのが、「以前にも同じような内容のメールを送ったが、すぐに返ってきた」ことです。

メールの内容が問題なのであれば、以前に送った際にも返ってこなくてもおかしくないにも関わらず、そうはなっていない、というのは立派な反証です。

2つ目の自動思考については、「友人に嫌われている」こと、「いつもうまく人と付き合うことができない」ことの双方ともが思い込みのようです。

これらと矛盾する出来事がないかを探してみましょう。

まず1つは、「この友人から嫌い等と言われたことはない」ということです。

直接言われたことがないのであれば、嫌われている、ということを証明することはできません。

そして、「この友人から、今度遊びに行こうと誘われている」ことも反証として挙げることができます。

嫌われているのであれば、このような約束をすることもないでしょうし、うまく付き合うことができていたことの証明にもなるのではないでしょうか。

 

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