ワークショップ「毎月ベーシックインカムが配られたらどうなる?」/自己分析講座「人生グラフで分析する」
ワークショップ「毎月ベーシックインカムが配られたらどうなる?」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「毎月ベーシックインカムが配られたらどうなる?」です。
コロナ禍において、注目されるようになった”ベーシックインカム”
すべての国民に一定額を支給する、という制度ですね。
もしも日本において、ベーシックインカムとして毎月10万円が全員に支給されるようになったら、どのように変わるでしょうか。
利用者のみなさんに考えてもらいました。
このテーマについての利用者さんの発表
- 本来やりたかったことに挑戦しやすくなる。
- 心身ともに負担が減り、過ごしやすくなる。
- 長時間労働などで苦しむことがなくなる。
- 労働者のモチベーションが下がってしまうかもしれない。
実際にベーシックインカムを採用することは、財源の問題などから難しそうではありますが、国民にとって過ごしやすい制度が作られていくことを期待したいですね。
自己分析講座「人生グラフで分析する」
前回、年齢と幸福度を軸としてこれまでの人生をグラフ化する「人生グラフ」を作成しました。
今回は、人生グラフを見ながら、自分のことについての分析をさらに進めていきましょう。
人生グラフで分析する
人生グラフを使って、過去の人生の中で辛かった時期、幸福だった時期の双方を見ていきましょう。
人生グラフは、自分の”主観”における幸福度によってグラフを作成しています。
例え、周囲から見たら大したことの内容に見えたとしても、強く印象に残っているのであれば、それは自分の人生において強く影響を及ぼした事柄かもしれません。
グラフが下に向かうきっかけとなった出来事は、自分の行動を制限する考え方を作っているかもしれません。
そのとき何があったのか、それを自分はどのように受け止めたのかを分析していくことで、それが見えてくるでしょう。
グラフが上に向かうきっかけとなった出来事は、自分が求めている物事であると考えられます。
また、グラフがプラスのままで進んでいる時期の環境や周囲との状況は、自分が何を求めているのかを知るヒントとなるでしょう。