ワークショップ「どんな能力でも身に着けられるとしたら」/自己分析講座「今までの人生でイヤだったこと」
ワークショップ「どんな能力でも身に着けられるとしたら」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「どんな能力でも身に着けられるとしたら、どんな能力を身に着けるか」です。
この能力というのは、現実に存在しない物でも構いません。
漫画に出てくるような空想の能力がもしも手に入るとしたら、いったいどんな能力を身に着けたいでしょうか。
なぜその能力が欲しいのか、その能力を使ってどんなことがしたいのか。
利用者のみなさんに考えてもらいました。
このテーマについての利用者さんの発表
- 物を他のところに転送する能力
- 気持ちを切り替える能力
- 好きなところにテレポートできる能力
能力そのものを実際に身に着けることはできないかもしれませんが、その能力を使ってやりたいことについては、分析の余地があります。
例えば、その能力で人を助けたいということであれば、誰かを手助けすることが、自分にとっての価値があることなのかもしれません。
また、困っていることの解決に使いたいというのであれば、その問題を解決するための方法を探していくことが、自分のためになるでしょう。
自己分析講座「今までの人生でイヤだったこと」
前回、人生グラフを見ながら、自分のことについての分析をさらに進めていきましょう。
今回は、今までの人生においての悲しかったことやイヤだったこと、辛かったことについて、人生グラフを参考にしつつ分析を進めていきます。
今までの人生でイヤだったこと
今までの人生においてイヤだったことを、その理由や、当時どのように受け止めたのか、ということもセットにして考えてもらいました。
人生グラフにおいて、グラフが下に向けて動く原因となった出来事は、それだけ強い影響を与えている可能性が高くなります。
そのため、その場で起きたことについて自分がどう受け止めたのかは重要なポイントになってくるのです。
その後の人生に多大な影響を与えてしまっている考えが見つかるかもしれません。