出張講座『就職エージェントとは』

ワークショップ「飲食店に大事なのはSNS映えかアクセスの良さか」

ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。

発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。

また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になります。

今回のテーマは「飲食店に大事なのはSNS映えかアクセスの良さか」です。

あなたは、飲食店のオーナーとして、新しく店を出すことになりました。

出店場所の候補は2つ。片方はアクセスが良いのですがSNS映えするインテリアにするのは難しく、もう片方はその反対です。

この2つは、飲食店を運営していく上でどちらも大事そうですが、あなたであればどちらを優先させますか?

このテーマについての利用者さんの意見

  • SNS映え。良い立地に作っても、再開発などで変わってしまうことも考えられるが、SNSは自分の努力次第だから
  • アクセス。SNSはまずバズるのが難しいし、それで知った人は一度で満足してリピーターが増えなそうだから
  • SNS映え。アクセス優先で回転率が高い方が利益は見込めそうだが、静かな店舗で良質なサービスを提供したいから
  • アクセス。多くの人の目に着いた方が自然と認知されるし、リピーターもできやすいから

出張講座『就職エージェントとは』

本日の午後は、ESJコンサルティングより、講師として代表取締役社長の『宇田川 亮』先生をお招きし、出張講座を開催していただきました。

講座の内容について、一部をご紹介します!

何で障害者雇用が行われているの?

誰もが社会参加ができ、平等な社会を目指すという理念により、障害者雇用制度が作られました。

現在、ハローワーク経由での就職件数は、毎年10万人以上となっています。
参考元:厚生労働省 令和4年度ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などの 取りまとめを公表します

ハローワークは、求人の案内だけでなく、就職のための相談やセミナーなど、様々な方法で求職のサポートをしてくれます。

しかし、就職を目指す上で、より自分個人に合わせた紹介や、相談が欲しいと感じることもあるかもしれません。

そんなときに利用されているのが、就職エージェントです。

障害を公開して就職するメリット

障害を公開して就職するメリットとして、以下の4つが挙げられます。

・大企業に入社しやすい
・倍率の高い職種に応募できる
・未経験でも採用される可能性が高い
・障害へ配慮してもらえる

しかし、一方で以下のデメリットもあります。

・求人が少ない
・職種が限られる
・入社後のキャリアアップの奇形が少ない
・一般社員とかかわりが少ない場合がある

メリットとデメリットを比較し、自分に合った就職方法を選ぶことが重要です。

就職エージェントとは

就職エージェントは、就職のお手伝いをしてくれる組織です。

書類作成の補助や適正チェック、求人紹介、面接練習、日程調整、改善提案など、就職に関わる多くのサポートを行っています。

原則的に無料で利用することができるので、就労移行支援などの施設と合わせ、就職のアドバイスを受けたり、自分にあった働き方を相談することができます。

就職活動について

すぐに就職できる状況なのか、まだ準備をした方が良いのかについては、支援員やエージェントと相談しつつしっかり考える必要があります。

準備をせずに就職活動を始めて、もしも希望する応募先に就職できなかった場合、再応募を受け付けている会社だったとしても、すぐに再挑戦は難しいでしょう。

また、もしも就職できたとしても、働く準備が整っていなかったら、すぐに体調を崩してしまい、せっかく入社できたのにすぐに通えなくなる、といったこともあるかもしれません。

就職活動を始めるには、少なくとも以下については満たしておくことが求められます。

・規則正しい生活、あいさつをするなど働く必須条件が整っているか。
・毎日同じ時間に起きられているか。
・あいさつやお礼、言葉遣いは問題ないか。
・困った時には自分から相談できるか。

また、自分の障害特性を正しく理解しておくことも重要です。

どういう時に症状が出るのか、配慮してほしいことが整理できているか、確認しておきましょう。

また、自分だけで考えると客観的に自身の症状がどう見えるのかが判断できないため、第三者と相談して考えると良いでしょう。

企業が一緒に働いてほしい人物像を知る

就職する時、企業が重視しているのは以下のポイントです。

・仕事に対する熱意を持っているか
・マナーを守った働き方ができるか
・PCなど、就職に必要なスキルはあるか

年齢や職務経歴なども見られる場合はありますが、これらについては今から変えられるものではないので、意識する必要はありません。

それよりも、働きたいと熱意を見せられるようにしたり、スキルの習得を目指したりなど、自分で変えられる部分に注力することが重要です。

 

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