コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「コラム法とは」

コミュニケーションプログラム

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!

  • ディズニーリゾートラインの値上げ
  • いま巷で流行っているスイカゲームってなんだ?
  • 進撃の巨人最終回

いずれも今後も気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!

認知行動療法講座

前回は、認知行動療法を用いて問題の解決を行う前段階として、問題を明確化する方法について話しました。

今回からは、自動思考を見つけ、そこに潜むネガティブな考えを修正する「コラム法」について紹介していきます。

コラム法とは

ストレスが溜まっていると1つの考え方に囚われてしまい、気持ちを楽にしたり、効果的な解決法を見つけたりすることができなくなってしまいます。

そのような時には、マイナス思考の悪循環を断ち切る必要があります。

しかし、だからと言って単にプラス思考をすればいいというわけではありません。

例えば、十分に掃除ができないことで「主婦失格だ」と自分を責めている所に何の根拠もなく「少々汚れていても目立たないのでかえって楽でいい」と考えるよう勧めても、そんな風に考えを変えるのは難しいでしょう。

マイナス思考をプラス思考に変えるのではなく、”現実的”で”柔軟”な考え方を目指すのが、マイナス思考の悪循環から抜け出すコツです。

そのために役に立つのが、「コラム法」と呼ばれる方法です。

7つのコラム

コラム法には、様々なやり方がありますが、リスタートの認知行動療法講座では、じっくりと自分の考え方に向き合っていくことのできる「7つのコラム」と呼ばれる方法を中心に紹介しています。

7つのコラムでは、以下の7段階で進めていくことになります。

第1のコラム:その場の状況
第2のコラム:そのときの気分や感情
第3のコラム:瞬間的に浮かんでいた考え(自動思考)
第4のコラム:自動思考を裏付ける事実(根拠)
第5のコラム:自動思考と矛盾する事実(反証)
第6のコラム:視野を広げたバランスのよい別の考え(適応的思考)
第7のコラム:考えを変えた後の気分の変化

次回以降の講座で、それぞれのコラムについて、詳しく説明していきます。

 

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