自己分析「辛く感じた両親の行動」
自己分析講座
前回は、両親の苦手な部分について目を向けて、そこから自分が受けている影響を探しました。
今回はその続きとして、両親にされてイヤだった事柄についての分析を行います。
辛く感じた両親の行動
両親のした行動で、イヤだったことや辛かったこと、怖かったことなどを分析します。
前回の「両親の苦手な部分」よりも、さらに具体的な内容に踏み込むので、無理はせず、ゆっくりと挑戦していきます。
例1)
自分が小学生の頃、飲食店で注文した料理が出てこないことにしびれを切らした父が、ウェイターを呼びつけ「まだ来ないのか!」と怒鳴りつけた。それが恥ずかしくてたまらなかった。
例2)
幼稚園の頃、妹だけおもちゃを買ってもらい、自分は買ってもらえなかった。自分は両親から愛されていないと思い寂しく感じた。
前回と同じく、両親のいやな行動が自分の分析に結びつくのは、それが自分の考え方に影響を及ぼしていると考えられるからです。
特に、印象に強く残っているような出来事は、それだけ自分の考え方にも影響していると考えられます。
どのような出来事から今の自分が作られているのかを分析することで、自分の苦手なことを知ると同時に、変えていくための準備を進めていきましょう。