ワークショップ「桃太郎の鬼退治で活躍したのは」/自己分析「自分を一文で紹介する」
ワークショップ「桃太郎の鬼退治で活躍したのは」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「桃太郎の鬼退治で一番活躍したのは誰か?」です。
日本にずっと住んでいて、桃太郎をまったく知らないという人はいないのではないでしょうか。
今日のワークショップでは、桃太郎の家来である「イヌ」「サル」「キジ」の中で、鬼退治においてもっとも活躍したのは誰だったのか、というテーマで発表してもらいます。
昔話では、それぞれの家来がどのように活躍したのかまでは、あまり詳しくは触れられていません。
そこで、それぞれの特徴を鑑みて、鬼退治という目標のためにどのように活躍ができるかを想像してみてください!
このテーマについての利用者さんの発表
- キジ。物語において、鬼の目をつついて視界を奪ったから
- キジ。鬼の戦意を最も削いだと考えられるから
- イヌかキジ。機動力が高く有効な攻撃手段を持っているから
- サル。鬼ヶ島に向かう船のかじ取りや、扉を内側から開けるなど、有力なサポートを行ったから
様々な視点からの意見が出て、面白い発表になりました!
自己分析講座
前回は、”輝いていた”時の自分を見ていた周囲の人にどう思われていたか、分析しました。
今回は、ここまでのまとめを兼ねて、”一文自己紹介”をしてみます。
自分を一文で紹介する
これまでの自己分析講座の答えを元に、自分の”軸”となる言葉を探します。
あなたはどのような人間なのか?と聞かれたら、みなさんはどのように答えるでしょうか。
中々難しい問いですが、このような、一言で伝えられる軸をはっきりさせておくのは重要です。
就職するときに避けては通れない面接ですが、様々な質問を想定して回答を丸暗記しようとして辛い思いをした人も多いのではないでしょうか。
面接において、重要なことは、回答の軸がぶれないようにすることです。
反対に言えば、回答の軸さえ定まっていれば、質問の内容に合わせてその軸に沿った返答をすれば、準備していなかった質問にも答えられます。
短く、すっきりとしたものでも、少し長めのものでも構いません。
「私は○○な人間です」というフォーマットに合わせて、一文自己紹介を作ってみましょう。