就活SST「あいづちの重要性」
新聞読解「キャリア『空白』、再起の糧に」
以下記事の要約です。
会社を辞めた後、すぐに次の仕事を見つけないとキャリアに傷がつくのでは――。
そう心配するビジネスパーソンは少なくない。
14年務めた企業を退職し、3年にわたり会社組織を離れた吉田洋介さん(42)にとっては単なる空白ではなかった。
自分の強みを見つめ直す「キャリアブレイク」だったと前向きに捉えている。
このテーマについての利用者さんの意見
- 職を離れていることに対してネガティブな気持ちだけを持っていなくてもいいのだと気づいた
- キャリアブレイクをするのにも、貯金等の余裕は必要になる
- 自分のやりたいことを見つけるため、参考になった
- キャリアブレイクの考え方が浸透したら、日本はどうなっていくか気になる
仕事をしていない時間を、ただの空白にするのか、今後の人生をより良くするために活用するのかは自分次第!
もちろん体調が悪いときには休息も必要ですが、ネガティブに考えるのではなく、自分のために役立てていきたいですね!
就活SST
前回は、人に意見を伝える時に注意したいポイントを紹介しました。
今回は、会話における”あいづち”の重要性についてお話します。
あいづちの重要性
みなさんは、会話の中で「あいづち」を打っていますか?
あいづちとは、相手のしゃべっている文が伝わっているという信号です。
適度にあいづちをうつことで、相手はしゃべっていることが理解されていると安心するのです。
裏を返せば、あいづちがないと、相手は本当に自分の話を聞いているのか、理解してくれているのかわかりません。
そのため、ちゃんと話を聞いていたにも関わらず、「自分の話には興味を持ってもらえなかった」とネガティブな印象を持たれてしまっていることもあるのです。
特に日本人は反応が薄い人が多いと言われているので、意識してあいづちを打つ重要性は高いのではないでしょうか。
ただし、あいづちの言い回しやタイミングなどによっては、かえって話を聞いてもらえていないのではないかと思われたり、会話が上手く続かなかったりすることもあるので注意が必要です。
あいづちのさしすせそ
うなずいたり、「うん」「はい」などと返すだけでもあいづちとしては問題ないのですが、さらにもう一歩先のテクニックとして、「あいづちのさしすせそ」をご紹介します。
あいづちには相手の話を聞いているというアピールの意味がある、とお話しましたが、ここにさらに追加して、「相手の話に興味がある」「共感している」という姿勢を示すことができれば、より良い印象を持ってもらうことができるでしょう。
そのためのワードとして挙げられるのが、「あいづちのさしすせそ」です。
「さ = さすがですね」
「し = 知らなかったです」
「す = 素敵ですね、すごいですね」
「せ = センスがいいですね」
「そ = そうなんですね」
もちろん、これらのワードの中から常に選ばなくてはいけないというわけではありません。
むしろ、何度も連呼してしまうとわざとらしくなってしまい、悪印象なので注意してください。