コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「認知の歪みから反証を探す」

コミュニケーション「気になるニュース」

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行っています。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!

  • ストレングスファインダーやってみたい
  • 一席6500円の映画館
  • アフガニスタンの洪水が心配だ
  • 間接差別

いずれも今後も気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするために、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!

認知行動療法講座

前回は、見つけた認知の歪みを活用して自動思考を見直す「5つのコラム」に挑戦しました。

今回は、以前のプログラムで紹介した認知の歪みを使って反証を探す方法をご紹介します。

認知の歪みから反証を探す

前回のプログラムで、反証を探す方法として、以下を紹介しました。

・自分でなく、ほかの人が同じように困っていたらなんと言ってあげるか
・今の自分に信頼している人が助言してくれるとしたら、なんと言いそうか
・今でなく、5年後に同じ体験をしたら、どう考えるか
・これまでの経験から、自動思考と矛盾する出来事はなかったか

これらの考えと合わせて反証を探すのに役立てられるのが、”認知の歪み”です。

認知の歪みごとの反証の探し方

白黒思考

・数値化することでグレーゾーンを見つける。
・減点方式ではなく、加点方式で考える。

極端な一般化

・例外を見つける。

心のフィルター

・良かったこと、上手くいったことを探す。
・メリットとデメリットを考える。

マイナス化思考

・良いことは良いことであると受け入れる。

結論の飛躍

・他の可能性を考える。

過大評価・過小評価

・数値化するなどして客観的に評価する。

情緒的な理由付け

・他の可能性や選択肢を考える。

べき思考

・「べき」に反論する。

レッテル貼り

・レッテル以外の部分に目を向ける。
・レッテルは自分が作った思い込みであると考える。

自己関連付け

・自分の弁護
・選択肢を増やす

 

restart_banner