コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「自分のコラム」
コミュニケーション「気になるニュース」
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行っています。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- ベアテの贈り物
- 花粉症対策
- ダイソーでカードゲーム
- コンビニでコーヒーのサイズ押し間違い
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするために、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、適応的思考を見つける練習をしました。
今回は、実際に自分自身のコラムを作成することで、コラム法に慣れていきます。
自分のコラム
今日は、自分自身のコラムを作ってみることで、コラム法の練習をしていきます。
これまではサンプルだったので、外から見た他者の考えでしたが、自分自身のこととなると、感覚が大きく異なってくると思います。
しかし、コラム法の作成ができるようになると、日常生活の中で出てきたネガティブな感情を緩和したり、
困りごとの解決のため、行動することができるようになっていきます。
各コラムごとのポイントに留意して、作成してみましょう。
第一のコラム:状況
できるだけ具体的に書き出しましょう。
5W1Hを意識することで、具体性を増すことができます。
第二のコラム:気分
考えと分けるために、「一単語で表現できる言葉」を意識してください。
第三のコラム:自動思考
自動思考を見つけたら、そこに含まれる認知の歪みを探すのを忘れないようにしてください。
第四のコラム:根拠
自分の思い込みや推測を含めないように、客観的な事実だけを書き出しましょう。
第五のコラム:反証
認知の歪みなどを材料に、元々の自動思考になかった見方や可能性を探しましょう。
第六のコラム:適応的思考
“柔軟”で”現実的”な考えになっているかどうか、確認してください。
第七のコラム:心の変化
コラム法だけで、ネガティブな気持ちの強さは0にはなりません。
しかし、まったく変わっていなかったり、むしろ増したということであれば、再度見直してみる必要があります。