就活SST「自分の行動を選ぶ基本的欲求」

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前回は、”選択理論”に基づき、自分にコントロールできるものはなにかを考えてみました。

今回は、自分の行動を”選択”する基準となる、5つの基本的欲求について紹介します。

自分の行動を選ぶ基本的欲求

前回、あらゆる現象や状況は情報にすぎず、私たちは、情報を元に自分で判断し、その時自分にとって最善と思われる行動をとっているという内的コントロールの話をしました。

しかしここで、1つの疑問点が浮かんできます。

この、”自分にとって最善と思われる行動”というのは、どのような基準で決めているのでしょうか。

その答えとなるのが、”基本的欲求”です。

選択理論では、人が行動を選択するのは、5つに分類できる根源的な欲求を満たすため、と考えます。

5つの基本的欲求を紹介します。

〇生存の欲求
安全に暮らしたい、長生きしたい、食べたい など

〇愛・所属の欲求
愛したい、大切にされたい、グループに所属していたい など

〇力の欲求
成し遂げたい、認められたい、競争で勝ちたい、貢献したい など

〇自由の欲求
束縛されたくない、変化が欲しい、自分のこだわりで決めたい など

〇楽しみの欲求
新しいことを知りたい、人を笑わせたい、成長したい など

 

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