ワークショップ「缶ジュースの企画」/自己分析「自己分析の総まとめ②」
ワークショップ「缶ジュースの企画」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「売れる缶ジュースの企画」です。
みなさんは、缶ジュースを普段飲みますか?
色々な種類を飲んでいるという人もいれば、買う時はもっぱらペットボトルで、しばらく飲んでいない、なんて人もいるかもしれません。
今日のテーマは、新しい缶ジュースの企画をする、というものです!
このテーマについての利用者さんの発表
- 期間限定で売っていた人気のある飲料を復活させる
- 10回以上購入するとキャッシュバックが発生するキャンペーンをやる
今回は、缶ジュースそのものでなく、その売り方に注目した意見を出していただくことができました。
他の発表者の意見に対して質問が活発に行われ、良い雰囲気でした!
自己分析講座
前回は、これまでで分析してきた内容について、総まとめを行いました。
今回も引き続き、これまでの分析を振り返り、まとめていきます。
自己分析の総まとめ②
自分自身のことを知る目的は、大きく分けて2つです。
1つは、自分のことを他者に伝えられるようになること。
リスタートは就職を支援する施設なので、最後には就職活動を行うことになりますが、この時に、自分にとって働きやすい職場と巡り合うためには、自分のことをちゃんと知っておくことが何より大切です。
そのような時に力を発揮できるのか、どのような場面を苦手とするのかを理解し、わかるように説明できなければ、職場の求める働き方とマッチしているかどうかわかりません。
特に、障害をオープンにして就職する場合には、会社の側も可能な限りの配慮をしようと考えてくれていますが、”どんな配慮が必要なのか”が明確になっていなければ、上手く配慮することはできません。
そのため、自分のことを知り、それを誤解なく他者に伝えるスキルが必要になるのです。
もう1つは、自分自身の苦手なことや、ストレスになりやすい考え方を変えていくこと。
落ち込みや不安、イライラなどのネガティブな感情が浮かびやすいという人は、そういった気持ちに繋がりやすい”考え方”を持っているかもしれません。
自己分析でそんな考えを見つけることができたら、認知行動療法講座と連携し、それを変えていくことができます。
就職した後、安心して長く働くためにも、自分の中にある、自分を苦しめる考え方を発見し、変えていきましょう。