自己分析「両親の苦手なところ」
自己分析講座
前回は、前回分析した自分自身の嫌いなところや変えたいと思っているポイントについて、そうなったきっかけを分析しました。
今回は、両親の苦手なところから、今の自分についての分析をしていきます。
両親の苦手なところ
父、母。あるいは祖父母など、幼少期の自分を育ててくれた周囲の大人。
そんな人たちに、正直、苦手だな・・・と感じるポイントはありますか?
今回は、それらの人たちの嫌いなところや、見たくないと思うポイントを書き出していきます。
自分自身の分析をするのに、なぜ両親や育ててくれた人の苦手なところが関わってくるのか、と思われる方もいるかもしれません。
それは、前回のプログラムで分析した、「自分の嫌いなところや変えたいと思っているポイントを持ったきっかけ」に関係しています。
我々の、今の性格や考え方は、これまでに積んできた様々な体験によるものであり、生まれたばかりの頃から持っていたものではありません。
しかし一方で、小学生になる頃にはある程度性格や考え方の基礎はできており、そのままではないにしろ、今でも大きく変わっていないような部分もあるのではないでしょうか。
これはつまり、自分を形成する性格や考え方には、幼少期、周囲の大人たちとの関りでの体験から作られた部分が多く存在するということです。
両親、あるいは小さい頃に育ててくれた大人の苦手だと感じるところは、自分自身の今の性格や考え方に、マイナスの影響を与えている可能性があります。
例えば、よく友人と比較されてしまい辛かった、という場合、自分に自信を持てない原因になってしまっているかもしれません。
何かにつけてやめておきなさい、と止められてしまうのが辛かったのであれば、色々なことに挑戦するのが苦手な性格の原因になっているかもしれません。
自分を知り、変えていくために、分析を進めていきましょう。