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コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「認知の歪みを見つける」

コミュニケーション「気になるニュース」

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行っています。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!

  • ハロウィンの歴史について
  • ニンテンドーサウンドクロック

いずれも今後も気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするために、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!

認知行動療法講座

前回は、自動思考に含まれる"認知の歪み"についてご紹介しました。

今回は、いくつかの例を用いて、認知の歪みを見つける練習をしていきます。

認知の歪みを見つける

前回紹介した10種類の認知の歪みを、自動思考から見つける練習をしてみましょう。

例題

状況:同僚と共に任されたプロジェクトにミスがあり、上司に指摘されてしまった。その翌日、同僚が飲みに誘われているのを見たが、自分は誘われていない。

この状況に対して浮かんできた、以下の3種類の自動思考について、どんな認知の歪みが含まれているか、考えてみましょう。

①:自動思考「私はまたミスをしてしまった。どうして私は何をやってもだめなんだろう」
②:自動思考「同僚は上司に飲みに誘われたのに自分は誘われていない。自分は上司に嫌われてしまったのだ」
③:自動思考「同僚もミスをしていたが、大したものではなかった。しかし、自分は重大なミスを犯してしまった。自分は役に立たない人間なんだ」

①私はまたミスをしてしまった。どうして私は何をやってもだめなんだろう。

考えられるのは、「極端な一般化」と「心のフィルター」です。

極端な一般化:今回あったミスから、「何をやっても」と拡大して捉えてしまっています。

心のフィルター:ミスした部分のみに気を取られ、他に意識が向いていません。

②同僚は上司に飲みに誘われたのに自分は誘われていない。自分は上司に嫌われてしまったのだ<。

考えられるのは、「結論の飛躍」です。

結論の飛躍:上司の気持ちを勝手に想像し、決めつけてしまっています。

③同僚もミスをしていたが、大したものではなかった。しかし、自分は重大なミスを犯してしまった。自分は役に立たない人間なんだ<。

考えられるのは、「過大評価・過小評価」と「レッテル貼り」です。

過大評価・過小評価:一緒にしていて起きてしまったミスを、自分のものは大きく、同僚のものは小さく捉えています。

レッテル貼り:自分に対して、「役に立たない人間」というレッテルを貼ってしまっています。

 

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