就活SST「相手の気持ちを読み取る」
新聞読解「マイナ保険証でどう変わる?」
以下、記事の要約です。
健康保険証をマイナンバーカードに一体化する「マイナ保険証」の普及に向けて、12月2日から健康保険証は新たに発行されなくなる。
紙やカードで所有している健康保険証は有効期限が切れるまで最長1年間は使え、現在の健康保険証はがすぐに使えなくなるわけではない。
このテーマについての利用者さんの意見
- マイナンバーカードと保険証の一体化は便利だと思った
- 利用状況の共有が出来て無駄な確認が減ってよい
- データ移行が完全ではないのが不安
- 利用率が低いのが気になる
今後も手続きを簡略化して利用者を増やしていって欲しいですね!!
就活SST
前回は、会話を終えたいと思った時、どうすればいいか考えました。
今回は、コミュニケーションを取る上で重要になる、”相手の気持ちを読み取る”ということについてお話します。
相手の気持ちを読み取る
円滑な対人関係を築く上で、「相手の気持ちを読む(意図を推測する)」ことはどんな時も大切なことです。
相手の思いや状況を考慮せずに、自分の事情だけで行動をしてしまうと、「自己中心的な人だ」「考えてくれていない」と思われ、関係にヒビが入ってしまう可能性があります。
また相手のことを考えすぎて、結局何も出来なかったという経験を持っている方もいるでしょう。
相手は何をして欲しいのか考えて、行動することも大切です。
例えば、「ドラマについての話を振られたが、自分には関心がない」という場面を考えてみます。
関心のない話を聞くことは、退屈であり、ストレスのかかることです。
しかし、なぜ自分に話をしてくるのか、自分にどうして欲しいのかという視点で相手の気持ちを考えてみることで、有効な対応が見えてきます。
まず、以前の「会話を始める」のプログラムの際にも話していたのですが、事務的な連絡以外の会話は、”相手に興味がある”から行うものであるといえます。
つまり、自分に話をしてくるということは、相手は自分に関心を持っており、仲良くなりたいとか、共通の話題で盛り上がりたい、といった意図があると考えて良いでしょう。
では、どうすれば相手の期待に応えられるのでしょうか。
相手にとってもっとも嬉しいのは、そのドラマの話題に興味を持って対応することでしょう。
しかし、関心がないことに興味を持つのは苦痛な場合もあるので、無理にその対応を選ばなくてはいけないわけではありません。
相手の話をキリのいいところまで聞いてから、関連する別の話に切り替える、というのもひとつの手です。