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GWプログラム①「アンガーマネジメント」

GWプログラム

本日は、就労移行支援事業所 リスタートの休日開所日です。

GW期間には、3回に分けてアンガーマネジメントについての特別講座を行います。

今日は、アンガーマネジメントについての概要を説明します。

怒りとは何か

怒りとは、そもそもどのような何なのでしょうか。

感情の一つであり、一般的にネガティブなものとして扱われています。

怒りの感情は交感神経を活性化させ、呼吸や脈拍が速くなり、血圧が上がる等といった変化を起こします。

では、これらの変化は、一体何のために起こるのでしょうか。

一言でいえば、「戦う準備」です。

怒りの感情は、元を辿れば生存競争の中で自らに危険が迫ったときに、 相手を攻撃することで自分の身を守るための感情であったと言われています。

しかし、現代社会において、相手を攻撃することは歓迎されません。

例え合わない相手がいたとしても、その相手に直接的な攻撃を加えれば、周囲から非難されるのは攻撃をした側ですよね。

ですが、「自分を傷つけるかもしれない危険」に対しての怒りは、今でも変わらず我々の中に根付いているのです。

アンガーマネジメント

アンガーマネジメント という言葉を聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。

アンガーマネジメントについて、「怒ることは悪いことだから、怒らないようにしなければいけないということか」と考えている方もいるかもしれません。

しかし、実のところ、怒ることは必ずしも悪いことではありません。

むしろ怒りをただ我慢してしまうと、後々「あの時ああ言ってやればよかった」とイライラしてしまったり、自分のやりたいことがやれなくなってしまったりすることもあるでしょう。

積み重なった怒りがある日爆発し、大きなトラブルとなってしまうこともあるかもしれません。

では、アンガーマネジメントとは何かというと、怒りをなくすことではなく、コントロールすることです。

怒りは自然な感情であり、怒りを覚えたからといって自分を責める必要はありません。

むしろ、理不尽なことや、受け入れられない要求から身を守る時など、怒りが必要な場面もあります。

問題は、そのような時にただ怒りをぶつけ、相手を打ち負かそうとしてしまうと、周囲から悪く思われてしまう、ということです。

相手が間違っているからと殴り掛かれば、あなたが非難されることでしょう。

怒りの原因となったことについてリクエストを伝え、改善を求めることで、怒りのままに振舞うよりも相手も受け入れやすくなり、状況を変え やすくなる、というのが、アンガーマネジメントの考え方です。

沸いてしまった怒りへの対処法

アンガーマネジメントの第一段階は、怒りが湧いてきたときにカッとなって衝動的な行動を起こすことをさけることです。

そのためによく使われるのが「6秒ルール」です。

怒りに任せた行動(殴り掛かる、怒鳴りつけるといったような"攻撃")は、周囲に反感を持たれてしまいますし、怒りをあらわにした側が不利になってしまいます。

そして、このような行動を衝動的に起こしやすいのは、怒りが湧いて来た直後なのです。

そこで、6秒間意識して待つことにより、衝動的な行動を抑制する、というのが6秒ルールの肝です。

では、6秒待ったら怒りが完全に消え去るのか、相手を許せるようになるのか、というと、そうではありません。

衝動的な行動を避けたら、その後に相手に対して感じた怒りがなんなのか、どうして欲しいと思っているのかを冷静に伝えるようにしましょう。

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