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態度も心の中も対等に

休日プログラム

本日は、就労移行支援事業所 リスタートの休日開所日です。

今日の休日プログラムでは、コミュニケーションにおいて意識したい"対等さ"についてお話します。

対等なコミュニケーション

相手と良好な関係を築いていくために大事なのが、「対等」であることです。

この「対等」には、3つの意味があります。

対等であること

  • 1.態度や振る舞いが相手と同じ目線であること
  • 2.心の中で相手を見下したり、必要以上に自分を卑下したりしていないこと
  • 3.双方が満足する結果を目指すこと

自分が「攻撃的」になっているときは、自分が正しくて、相手が間違っているという、上から目線で優位に立っています。

自分の意見を押し通したり、相手の話を聞かなかったり、居丈高であったり、相手を一方的に責めたりしてしまっていないでしょうか。

自分が「受身的」になっているときは、「自分なんてどうせ・・・」と最初から卑下してしまっています。

オロオロした様子、目を合わせられない、声が小さいなど、相手よりも自分を小さくしてしまっていませんか?

自分が「作為的」になっているときはどうでしょうか。

一見するとへりくだっているように見えても、どこか斜に構えていたり、言葉と態度が一致していなかったりするのではないかと思います。

そうではなく、相手が誰であれ、落ち着いて堂々としているのが、良好なコミュニケーションのために必要な態度です。

とはいえ、それは役職や立場を無視してなれなれしく話す、ということではありません。

対等といっても、相手がどのような立場なのかについては、十分に敬意を払う必要があります。

お互いの違いを尊重したうえで、相手も自分と同じひとりの人間とする対等な目線で振る舞うことが重要です。

心の中の対等さ

表向きは対等にしているようでも、心の中でも相手と対等にコミュニケーションができているでしょうか。

例えば、相手が大企業の社長だったら、電車の中の酔っ払いだったら、有名な人だったら、子どもだったらどうでしょう。

「相手がだれか」によって、よく見られようとおもねっていたり、反対に相手を見下していたりしないでしょうか。

対等なコミュニケーションを行うためには、自分がどんな偏見を持っているかや、どんなステレオタイプに捉われているのかを把握する必要があります。

自分が弱い立場であったとしても、その逆であったとしても、自分に誇りを持ち、自分も相手も責めることなく、落ち着いて対話を試みる必要があるのです。

もしも価値観や心情が違ったとしても、どちらかが正しく、どちらかが間違っているのではなく、それは対等なものであると意識してみてください。

お互いが納得できる答えを探す

話し合いをする時に目指したいのは、自分だけが満足するのでも相手だけが満足するのでもなく、自分も相手も双方が納得いく結果を目指すことです。

問題の解決のためには、双方が納得し、「これなら協力できるかも」「この人は信用できそうだ」と感じられる必要があります。

もちろん、これは簡単なことではありません。

特にお互いの意見が真っ向からぶつかるようなときには、「どちらが勝った、負けた」といった考え方になってしまうものです。

勝負の土俵に乗り、自分の正当性を証明しようとするのでも、相手を言い負かそうとするのでもなく、粘り強く話し合うことが大切です。

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