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非定型うつ病とは?② ~非定型うつ病の特徴~

就労移行支援事業所リスタートの教えて!リス太くんシリーズ

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第108回 教えて!リス太くん

定型うつ病と非定型うつ病の違いってなんだろう?

うつ病には大きく分けて2つの種類があります。

以前までうつ病と呼ばれていたものを「定型うつ病」や「メランコリーうつ病」と呼ぶのに対して、それとは表れる症状や対処の方法などに大きな違いがあるものを「非定型うつ病」と呼んでいます。

非定型うつ病が定型うつ病とは別個の1つの病気として認められるようになったのは最近なので、症状からわかり辛かったり、うつ病ではないと診断されてしまうこともあります。

非定型うつ病にはどんな症状があるのかを知っておきましょう。

定型うつ病と非定型うつ病の違い

一般的に「うつ病」というと定型うつ病を指す場合が多いのですが、定型うつ病の特徴は、

  • 気分の落ち込み
  • 楽しめない
  • 食欲の低下
  • 不眠
  • 外出をしなくなる

など、その症状は、すべてマイナス傾向にあらわれます。

しかし、全てのうつ病の中で定型うつ病が占める割合は30~50%程度ではないかという声もあるようです。

対して、非定型うつ病の大きな特徴は感情の起伏が激しく見られる点であると言われています。

非定型うつ病も、症状に関してはうつ病と同様のものが出るのですが、その出方に明白な違いがあります。

症状の比較

 定型うつ病非定型うつ病
気分抑うつ気分気分反応性
興味と喜び喪失楽しいときは認める
食欲低下増加
睡眠不眠過眠
疲労感あり鉛のように感じるほど強い
無価値感罪責感に苛まれる乏しい
不安・恐怖求めることもある多い
日内変動朝に悪く徐々に改善夕方に悪い
対人真面目で他者配慮的拒絶に過敏で衝動的

また、定型うつ病は40~50歳ほどの中高年に多く発症するのに対して、非定型うつ病は20~30歳ほどの若い世代、それも女性に多く見られるなど、罹患する年齢や性別にも特色があります。

非定型うつ病の初期症状

以下の症状は、非定型うつ病の初期症状である可能性があります。

よく涙が出て泣くようになった

「自分だけ不幸だ」「誰も自分のことを理解してくれない」などといった感情や他人への嫉妬心を覚えたり、自身の将来について悲観的に考えてしまい、過剰なまでに強い絶望感や焦燥感に襲われるようになります。

無性に甘いものが食べたくなる

非定型うつ病になった人のほとんどは、チョコレートやケーキ、ドーナッツなどの甘いものが食べたくなるそうです。

甘いものは抑うつ感情を抑える作用があるようで、特にチョコレートは脳内伝達物質への影響が強く、食べることで気分を良くする効果があるセロトニンという成分が増加します。

また、糖分によってインスリンが分泌されるため、脳内伝達物質の増加により抗うつ効果が発揮されると言われています。

10時間以上の過剰な睡眠

非定型うつ病の診断で最も重要な項目と言われているのが睡眠時間です。

不眠や睡眠障害が起きる定型うつ病とは対照的に、非定型うつ病は「仮眠」の症状が表れます。

会社などにいる間だけ続くいやな気持ち

定型うつ病は、どこにいようと1日中気分が落ち込んでしまい、楽しいことや趣味も楽しむことができないまま症状が長く続いていきます。

しかし、非定型うつ病の場合には何か嫌なことがあったときや精神的に重圧のかかるような場所にいる間には気分が激しく落ち込みますが、嬉しいことがあったときなどには気分が一気に回復します。

そのため、ついさっきまで元気だったのに急に元気でなくなるなど落差が激しく、周囲の理解が得られず「自分勝手だ」「怠け者だ」と思われてしまったり、「仮病ではないか」と疑われたりしやすい傾向にあります。

感情的になりやすくなった

非定型うつ病には、「怒り発作」と呼ばれる症状があります。

爆発的な怒りを覚え、体を震わせて大声で叫んだり物を壊してしまうなど、手が付けられなくなることもありますが、発作が収まると自身の行いを冷静に反省することで激しい自己嫌悪を覚え、結果的にうつ症状が悪化してしまいます。

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