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コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「代表的なスキーマ」

コミュニケーション「気になるニュース」

火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行っています。

働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。

雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。

今回のテーマは「気になっているニュース」です。

最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。

色々なニュースについて興味を持っていると雑談しやすいですよね!

利用者さんの意見

  •  トイストーリー5が高画質でネットに流失
  •  ワールドカップ スペインが優勝
  •  ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収手続き
  •  韓国の半導体大手(サムスン電子やSKハイニックス)で従業員1人あたり数千万円規模のボーナス

いずれも今後も気になる内容でしたね!

引き続きスムーズな雑談をするために、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!

認知行動療法講座

前回は、代表的なスキーマや、幼い頃の経験から作られる早期不適応的スキーマについてのお話をしました。

今回は、スキーマを修正するための方法についてお話します。

スキーマを修正する

対象とするスキーマ

まずは、JIBT-R質問用紙、早期不適応的スキーマ、下向き矢印法などで見つけたスキーマから1つを選びます。

例:誰からも好かれなければならない

【第1段階】非現実性のチェック

その考え(スキーマ)は、現実的に考えて100%成り立ちますか?例外はありませんか?

現実にそれを完全に達成している人はいますか?

いないのであれば、この考えの非現実的な点はなんですか?

例:どんなに人気がある有名人でもアンチや苦手な人はいる。
  人の好みや相性は様々なので、全員に好かれるのは物理的に不可能。

【第2段階】評価基準の検討

どのような基準でスキーマの内容を評価していますか?その評価基準は明確なものでしょうか。

評価の基準が自分の決めつけや思い込みであるならば、そのスキーマには改善の余地があります。

自分はダメな人間だ⇒ダメな人間の基準とは?
人間というものは信用できない⇒どんな人なら信用できる?

(例)
評価基準:すべての人に好かれていないと、自分には人間的価値がない
根拠:同僚に素っ気ない態度を取られ、嫌われていると感じた。
反証:上司から新しい仕事を任された。

振り返り:
自分のことを嫌っているかもしれない人が1人いたとしても、それで自分の価値がなくなるわけではない。

【第3段階】プラス面とマイナス面の整理

そのスキーマを持つことのメリットとデメリットを書き出し、バランスをとります。

(例)

メリットデメリット
他人に配慮し、丁寧で礼儀正しい行動がとれる。相手の顔色ばかり気にして、自分の意見が言えなくなる。
周囲との摩擦を避け、穏やかに過ごそうと努力できる。少しでも冷たい態度を取られると、過剰に落ち込んで疲弊してしまう。
場の空気や相手の変化に敏捷に気づくことができる。相手の好みに自分を合わせるうちに、自分が本当にやりたいことがわからなくなってしまう。
困っているときに手伝ってくれる人ができる。本心を表に出さないので、深い付き合いができない。

新しい柔軟な考え方:
人に好かれるため努力するのは良いことだが、相性が合わない人がいるのも自然なこと。
自分を大切にしてくれる人を大切にしつつ、自分のやりたいこともないがしろにしないようにしよう。

【第4段階】行動実験(アクションプラン)

アクションプランを用いて、元々のスキーマにあえて従わない行動をしてみます。

試したい考え:
全員に好かれる必要はない。
断ったり自分の都合を優先したりしても、自分の価値は下がらないし、人間関係も壊れない。

行動目標
気乗りしない誘いを断る実験をして、断っても相手との関係が壊れないこと、そして断っても自分の価値は変わらないことを確かめる。

アクションプラン:
オフィスでのランチタイム中、同僚から飲み会へ誘われたら、それを断ってみる。

開始予定時期
今週のランチタイム中

予測
自分が断ったら、Aさんは一瞬「えっ」と嫌そうな顔をして、不機嫌になるかもしれない。
飲み会の話題から外されて、少し気まずい空気になる可能性がある。

予想される問題
1: 断った瞬間に沈黙ができて、気まずい雰囲気になってしまう。
2: 罪悪感や「嫌われたかもしれない」という不安が後から強くなって、仕事に集中できなくなる。

問題が起こった時の対処法

1への対処:
「せっかく誘ってくれたのにごめんね!楽しんできてね」と明るく声をかけて、自分から話題を切り替える。
気まずいままになってしまうようなら、早めに席を立ってトイレに避難する。

2への対処:
「断った=嫌われた」ではなく「ただ予定が合わなかっただけ」と頭の中で何度も呟く。
深呼吸をしてみる。

行動結果
金曜日のランチ時、Aさんからの飲み会の誘いに対して「予定があって行けない」と丁寧にお断りした。
Aさんは「そっか、残念!また今度ね!」と普通に答えてくれ、嫌な顔もされなかった。
午後も普段通り仕事の質問をされた。

新しい考えの確信度
行動前:20% ➔ 行動後:80%

この行動から学んだこと
「誘いを断ると嫌われて居場所がなくなる」というのは、自分の頭の中だけの勝手な決めつけだった。
相手は自分が思うほど重く受け止めておらず、丁寧に伝えれば関係は壊れないことがわかった
自分の時間を優先しても大丈夫だという自信がついた。

【第5段階】他者の観察

同じような場面で、他の人はどのように振る舞っていますか?

観察対象の人: 同僚のCさん
その人の対処法や考え方:乗り気でない誘いは「今日は予定があるので」とサクッと断っているが、普段の業務では明るく接しているため、周囲からも普通に信頼されている。
自分に取り入れられそうなヒント:すべての誘いや要望に応えなくても、日頃の接し方が誠実であれば良好な人間関係は維持できる。

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A子さん

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