読解 製造業かサービス業か クルマ産業はどこへ 6月4日、1万人近く集まった福井県でのラリー大会。スポーツ車「86」のハンドルを握るトヨタ自動車の豊田章男社長の姿があった。車を操る楽しみを訴え続け、社長就任直後にスポーツカーを復活。第1弾の「86」の販売は今も月平均で計画を15%上回る。 だが表情は厳しい。2期連続の減収減益を見込む。業績だけではない。「過去の成功体験は捨てろ」。焦りの背景にはシェアリングサービスの台頭など産業の激変がある。モータリゼーションに沸いた20世紀。高性能の車を低コストで大量生産 ...