対人恐怖症とは?
こんにちは! 以前から告知を行っていますが、5月29日の日曜日、ここ、高田馬場のリスタートでメンタルヘルス講座を行います。
詳細はこちらのページからどうぞ!
さて、第0回となる今回の講座のテーマは、「社会復帰のための対人恐怖対策」ですが、「対人恐怖」という言葉、みなさんは聞いたことがありますでしょうか?
聞いたこともないという人も、聞いたことはあるけど詳しくは知らないという人も、はたまた知っているよという人にも、ぜひ講座を受けに来ていただきたいところなのですが・・・
今日は、この「対人恐怖」という言葉について、ちょっと予習をしてみたいと思います!
まずは、↓のURLから対人恐怖度チェックを行ってみてください!
いかがでしたでしょうか? それでは、「対人恐怖症」とは一体何なのか、簡単に説明してみたいと思います。
対人恐怖症
人前に出れば、だれでも多かれ少なかれ不安や恐れを抱くものです。
この「社会不安」と呼ばれる人への不安や恐れが過剰になると、悩みや苦痛が大きくなり、社会生活にも支障を来します。
これが「社会不安障害」、すなわち「対人恐怖症」です。
以前は病院に行っても、「気の持ちよう」「性格の問題」とされることもありましたが治療の対象になるれっきとした病気なのです。
実は、10人に1、2人がかかるといわれるほどポピュラーな病気です。
対人緊張
学校や会社で、自分以外の人は皆仲がよさそうに見え、孤立したように感じる。
他人とのつきあい方やコミュニケーションの方法がわからない。
他人の存在を過剰に意識し、緊張感や苦痛を感じる、対人恐怖の典型的なタイプです。
赤面恐怖
人前に立つと顔が赤くなったり、異性の前に出ると赤面することが恥ずかしいために、人に注目される場面を過剰に意識したり、人が集まる場所を避けるタイプ。
特定の場面で顔が赤くなっているのを指摘され、以来人前が苦手になる場合もあります。
スピーチ恐怖
対人不安のなかで、訴える人がもっとも多いタイプ。
会議や披露宴などでスピーチをする際、頭が真っ白で声が出なかったり、不安で声が震えたりして強いプレッシャーを感じます。
人前に立つ機会が増えた人にあらわれやすく、他の状況ではほとんど不安を感じない人が多いのも特徴です。
電話恐怖
ほかの人に聞かれていると思うと、オフィスで電話をとれない。
電話が鳴ると胸が高鳴り、おかしな人と思われるのではないかと思い、電話をとっても言葉が出ない。
この電話恐怖は、会社勤務の若い女性に多いタイプです,また、電話の相手を気にするタイプもあります。
会食恐怖
食べているところを他人に見られると、緊張して食べられない。
自分の立てる音が気になって、のどが詰まる。
それでおいしそうに食べられないと、同席者に申し訳ないと悩むなど、人前で食事をすることを極端に恐れるタイプです。
このように、一言に対人恐怖症といっても、様々なタイプがあります。こうしてみると、どれか一つには該当する、といった方も多いかもしれません。
このような症状への対抗策として使われている一つに、FAP療法というものがあります。
FAP療法
〈脳の共感反応を利用する最新セラピー FAP療法〉
メンタルヘルス講座で講師を務めていただく前田先生が室長を務めるサウダージでは、脳の共感反応=ミラーニューロンを利用した最新心理療法FAPを主に使って行います。
問題の原因と思われるトラウマを思い出すと苦しくなるから思い出したくない、また思い出そうとしても思い出せない…、そんな場合でもFAPを使えば、トラウマになった出来事の話をしなくても、ミラーニューロンで身体に出た反応をとらえて、素早く的確にトラウマ治療ができます。
また、しつこい腰痛や肩こりなどの体の症状の原因は、実は精神的なことである場合がよくあります。
そういう症状もFAPを使えば、ミラーニューロンで身体反応をとらえて、隠れた精神的な原因を取り除いて治すことが可能です。
FAPを受けると心身の緊張状態が和らぎ、体も楽になりますし、対人緊張やコミュニケーションの不全感が改善されていきます。
FAPは効果が早くて大きく問題の根本治療が可能です。副作用や苦痛もほとんどない画期的な心理療法です。
詳しく知りたい方は、サウダージのHPもご覧ください。
対人恐怖症というものについて、少しわかっていただけましたでしょうか。
この病気が、自分と無関係のものではないと思った方も中にはいるのではないかと思います。
また、今は関係がないという人であっても、外部からのストレスなどで患ってしまうこともあります。
5月29日の第0回メンタルヘルス講座では、対人恐怖への対抗策について説明していただけます。
この機会にぜひ、リスタートにまで足を運んでみてください。
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