レクリエーション
以前の読解の時間に「星の王子さま」を読んで
ディスカッションをしたのですが・・・
やっぱり星の王子さま、内容が深い!
いろいろな意見が出てきたのですが、
それについて考えていくと、どんどん新しい疑問が出てくる!
そして、今日は、去年あたりにやっていた、
星の王子さまの映画を見たい!という声があがったので・・・
即興でリスタートシアターを作りました!
これがまずまずの出来!笑
ということで今日は
朝から映画鑑賞会です!
「リトル プリンス 星の王子さまと私」
この映画は、原作の星の王子さまの“その後”のお話しです。
原作の世界と、現代の世界とふたつの世界が出てくるのですが・・・
「純粋であり、シンプルな王子さまの心」をあらわす原作に対し、
「色のない、暗い世界でただ黙々と数字と実用性」を追い求める現代。
“大人”と“こども”が象徴的に描かれていますが、
「単純に現代の世界はやだ」
「何年後、何十年後のプランが決められているなんて考えられない」
「あんな風に一生パソコンだけをカタカタやりたくない笑」
と、まさに“いま”である、現代の世界に批判が殺到しました笑
かと言って、
「いつまでもこどもでいられるわけではない。
ずっと遊んでいると、おじいさんのように変わり者扱いされてしまう」
「王子さまのように、こどもの純粋な心を
忘れないことばかりが大切というわけでもないし・・・」
ん~考えれば考えるほどわからなくなる・・・
でも“大人になるためのガイド”
(行間を作らず、簡潔にまとめられているそうです笑)
を何回も何回も読んで本に書いてある通りの大人になる、
というのはだれも納得しませんよね?
定義づけられるわけではないですけど・・・
・・・改めて、個性って大切って思いました!
“現代世界の女の子のママ”のように、
自分の理想を押し付けちゃだめですよね!
そして、王子さまとキツネのように、仲良くなったことで、
お別れが悲しくなる・・・
お別れって誰でも悲しいものですよね。
でもそれって、ふたりの間に目には見えない大切なもの
(絆だったり、友情だったり、愛情だったり)があるからこそ、悲しいんですよね。
他人だったらそんなに悲しくないかもしれない。
でもあなたにとって特別な人だったから・・・
「大切なものは目に見えないんだよ」
王子さまが伝えたい事、
実はとっても単純なことなのではないでしょうか?
P.S.衝撃的だったのが、
王子さまが大きくなってダメな大人になってしまっていたことでした!笑