PM.2.5は風に乗ってやってくる
今日の教養講座ではPM2.5について学んだので・・・
もっと詳しく、PM2.5について語りたいと思います!笑
そもそもPM2.5って?
直径が2.5μm(2.5mmの千分の1)以下の超微粒子の総称
大気汚染の原因物質とされている浮遊粒子状物質(SPM)よりもはるかに小さい粒子。
PM2.5は、呼吸器系の奥深くまで入りやすいことなどから、
人体への影響が大きいのです。
PM2.5は大陸の暖房などでピークを迎え
その後、日本に流れてきます。
中国の夜、まだ人が起きて活動していない時間(夜)に出した
PM2.5が次の日の朝に日本に来ます。
風にもよりますが、そういう日が多いです。
風の強い日は早く日本に来て、
風が弱い日はゆっくり日本に来ます。
「花粉」と「黄砂」と「PM2.5」
飛散三兄弟といわれる「花粉」、「黄砂」、「PM2.5」は、
ヒトの呼吸器などに悪影響を及ぼします。
花粉
花粉というのは、スギの他にもブタクサとかイネ科のものなど、
真冬を除いて一年中飛んでいるものなんです。
黄砂
中国大陸から、日本に向かって吹く偏西風によって3~5月に運ばれてきます。
地球温暖化の影響で中国の砂漠地帯が乾燥してさらに飛びやすくなっているらしいです。
黄砂というのは、砂漠から出てきた砂です。
PM2.5
工場から出る煙、車の排気ガス、中国では石炭で暖を取ってるのでそこから出る有害物質など。
日本でも車の排気ガスもありPM2.5になりますが、環境基準値を超える濃度になるのは、
やはり中国の影響だと考えられます。
さらに困ったことに、もっと小さな粒子があるんです。
PM2.5よりもさらに小さいPM0.5!
・・・みなさん、知ってました?
PM2.5を「小さい!」、「普通のマスクじゃダメらしい!」
って言ってるくらいなのにPM0.5って!!
恐ろしい~笑
どれくらい小さいか想像できます?
髪の毛⇒70~100μm
花粉⇒30~40μm
黄砂⇒4~10μm
PM2.5⇒2.5μm以下⇒塵くらいの大きさ
PM0.5⇒0.5μm以下⇒タバコの煙くらいの大きさ
・・・タバコの煙の大きさ!?
煙の大きさと同じって!ビックリです。
粒子が細かい=飛んできやすい
中国西部や黄土地帯や砂漠などで粒子が風で巻き上げられ偏西風に乗って粒子は飛んでいきますよね。
大きな粒子であれば重くて中国国内で落ちます。
それよりも小さめで、もうちょっと飛んで行ったとしても韓国で落ちます。
さらにもうちょっと飛んだとしても、日本海に落ちます。
ところが、細かい粒子は落ちることなく風に乗って日本まで届いてしまう!
軽いから遠くに飛んで行けてしまうんですね・・・😞
そうなると体への影響が気になりますよね・・・
体の中のどこまで入っていくのでしょうか?
どこまで到達してしまうの?
花粉・黄砂⇒鼻やノドの辺りでだいたい止まる
PM2.5⇒気管支や肺まで入り込む可能性がある
PM0.5⇒肺胞から血管を通じて血液中に溶け込む
花粉や黄砂だと呼吸器の影響だけで済むのが、
肺胞から血液に入いると循環器、心臓・脳など体中に
悪影響を与える可能性が十分ありますね・・・
タバコの煙が悪いのは、体全体の循環器系に影響があるらしいのですが、
PM0.5がタバコの煙と同じ大きさということは、
タバコと同じような影響があるってことですよね?
きゃあ~~怖い
だってタバコは吸うためのものだけど・・・・
PM2.5やPM0.5は吸うためのものじゃないですよね!!!
私達に出来ることは・・・・?
PM2.5、PM0.5を吸い込まないように対策する
・花粉の対策と同じように、家に入る前に衣類についた
PM2.5、PM0.5を払い落とす
・手洗いうがいを徹底する
・空気清浄機を使用する
・マスクで予防する
などなど
でも、タバコの煙でも通さないくらいのマスクって・・・
それがあるんです。
0.1μmまで捕集できるマスクが人気だそうです。
環境基準値を超えて、注意報が出る日もこの先増えるですかね・・・
「外に出ないように!」って言われたって、こちらも困りますよね笑
深刻な問題だね・・・
皆さんはどう考える?
今日は何の日
1886 年のこの日、兵庫県明石市に通る東経135 度の子午線を
日本標準時と定め、全国の時間統一が決定しました。
日本の時刻制度は江戸時代まで各地の地方時で行われていましたが、
明治時代になって電信や鉄道などの新しい技術が導入されるにつれ、
国内各地で別々の時刻を使用するのは非常に不便になってきました。
そこで明石時刻を日本標準時として定めることになったのです。
今日の花
今日の花は『ホテイアオイ』
花言葉は「恋の愉しみ」です。
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