みんな大好きゼリーの日!

 今日、7月14日は「ゼリーの日」です!

 

リス太くんMEMOによると・・・

ゼリーの原料であるゼラチンがフランス菓子や料理に好んで
使われることから、7月14日=フランス革命と同じ日を記念日として、
ゼラチン・コラーゲン工業組合が制定したんだ!
ゼラチンは動物の組織の主成分コラーゲンに熱を加えて
抽出したものなんだけど、ゼリー以外にもカメラのフィルムや
医療品のカプセル・接着剤などにも使われているんだよ~
ちなみにシンクロ選手の頭髪を固めているのもゼラチン粉なんだって!

 

ゼリーって暑い日には特に食べたくなるよね~

見た目も涼しげだし!

今日はみんなにゼリーの秘密を教えてあげる!

ゼリーがフタいっぱいまで詰まっているのは賞味期限を伸ばすため

ゼリーって時々フタいっぱいまで詰まっていて、

開けるときにこぼれちゃったりするよね!

 

でもそれにはちゃんと理由があったんだよ~

知ってた?

ゼリーをフタのフィルムと密着させることで

空気を遮断することができて、長期保存ができるんだ!

 

フタとの間に空気があるものは、「要冷蔵」で賞味期限は数日から2ヶ月ほどなんだけど、
フタいっぱいまでゼリーが入っているものは、「冷蔵不要」で賞味期限6ヶ月ほどなんだよ~!

 

ちなみに・・・

寒天って食べたことある?

 

寒天は海藻エキス100%の植物性で、ゼラチンは動物の皮や骨から作られる動物性なんだ

寒天は天草等から作られる植物性の食物繊維なのに対して、

ゼラチンは牛やぶたの皮や骨といったものから作られる動物性のたんぱく質なんだよ

固まる温度も寒天は35~40℃、ゼラチンは15~20℃と違うんだ

溶け出す温度も寒天は85~95℃と高いのに比べ、

ゼラチンは20~25℃と低いので夏の気温では溶け出してしまうんだって

見た目はこんなによく似ているのに、原料も性質も全く違うんだよ~

やっぱり暑い夏には、おいしくて冷たいゼリーだよね!

そんなゼリーをもっとも消費する地域はど~こだ?

きっと、沖縄や高知などの南国地方だろうなと思っていたんだけど・・・

 

ゼリーを多く消費する地域は・・・仙台市!

 

じつは宮城県の仙台市が1番なんだ!

 

総務省が毎年実施している消費調査があるんだけど、

その中の“ゼリーの消費量”で、

2006、2007年、2年連続日本一に輝いたのが宮城県仙台市なんだ!

 

宮城と言えば夏でも涼しいイメージだけど・・・

なんで冷たいゼリーが好まれるのかな?

 

仙台藩主の伊達家ではお正月料理に鮒の煮こごりが出されるんだ

煮こごりっていうのはゼリーのようなものなんだけど、それがすごく好まれたんだ~

伊達藩ではお茶の文化もとても盛んで、お茶請けとしてゼリー菓子が広まった事実もあるんだって

仙台地区は昔から、お中元にゼリーを送りあう習慣があったんだ

だからゼリーの消費が1番なんだね~

それに仙台の夏の平均気温は26度から28度。

暑ければ暑い方がゼリーを消費しそうなものだが、

逆に暑すぎるとアイスや凍ったものに走りがちだよね

ゼリーのおいしさをもっとも感じられる気温、

これが仙台の気温にぴったりなんじゃないかな!

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