9月7日 相手のしぐさを読み取ろう!
読解
【雇用保険改革で温度差】
厚生労働省は5日、2017年度に実施する雇用保険制度改革の議論を始めました。
雇用環境がよく、失業給付が減っていることから、労使が積み上げた拠出金は6兆円を超えるそうです。
過剰に積みあがったお金を労働者や企業にいかに返していくかが主な議題になりますが、
政府と労使の温度差が鮮明になっています!
今回の制度改革では、①雇用保険料の引き下げ、②育児休暇給付の期間延長
③自発離職者の失業給付の延長、④国庫負担金の引き下げ
これらを年内にまとめ、来年の通常国会で雇用保険法の改正案を提出したい考えです。
雇用保険は労使で折半してだす拠出金と国庫負担金で構成されています。14年度末の積立金は
6兆2586億円で過去最高でした。適正水準は4兆円程度とされ、ため込みすぎの状態となっています。
そのため、雇用保険料率を減らし、個人消費の底上げを狙うという考えや、
失業給付も増やすということを考えてはいますが、
労働者側、経営者側それぞれから注文が相次いでいます。
これらの記事を読んで、
・積立金というものを初めて知った。
・雇用保険料率を下げるとのことだけど、全体で見たらかなりの額でも、
個人レベルで見たら年4000円程度の負担減。(年収400万の場合)
だったらほかにいい使い道があるのでは?
・労働者側として失業給付がもっとあれば安心
・失業給付の期間を延長するより、再就職のサポートをより手厚くするほうがいいのでは?
最終的にはどのようにまとまるのでしょうか・・・
SST
【しぐさの読み取り名人になる方法】
友達との会話の中で以下のような動きが見られました。
あなたは相手の心理をどのように考えますか?
「視線」
①車のキーをポケットから取り出し時計を見る
⇒早く話を終わりにしたい。時間がない。
時間を気にしている。他のことに興味がある。
この動作に気付けたら「時間大丈夫?」など声を掛けられると
より会話がスムーズになりますね!
「帰りたい」ってなかなか言いにくいですよね。
こういう時に相手の心理に気づくことができるとお互いに嫌な思いをすることなく
会話を切り上げることができますね。
②目線を合わせず、まばたきが多い
⇒興味がない。
違う話をするタイミングを伺っている。
緊張している。恥ずかしい。
苦手に思っている。
焦っている。
「姿勢」
①足を大きく広げ、手を頭の後ろで組んでいる
⇒話に興味がない。
飽きた。リラックスしている。
話を聞いていない。
自分の考えを整理している。
単純にリラックスしているのだったらいいのですが、返事がそっけなかったりしたら、
きっと話に興味がないのでしょう。そのときは、違う話に切り替えるといいかもしれませんね。
②背筋を伸ばしてまっすぐ座っている
⇒緊張している。
きちんと話を聞いている。
警戒している。
などなど、たくさんの意見が出ましたが、みなさんしっかりと読み取れていますね。
このように相手のしぐさに注目することで、より相手のことを理解できますし、
会話も楽しくなるはず!しぐさには本音があらわれますからね!
次回も続きをやっていきます!
【今日のポイント】
しぐさに本音があらわれる!
「視線」「姿勢」「動作」に注目しよう!
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