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適応障害とは③ ~適応障害のサイン~

前回までの記事はコチラ↓

第95回 教えて!リス太くん

今日は、適応障害のサインについての話だよ。


適応障害の症状は非常に多岐に渡ります。

頻度の高い症状はありますが、そこから適応障害かどうかを判断することは難しいです。

適応障害の症状

適応障害の症状は、大きく3つにわけることができます。

1.精神症状

不安、抑うつ、焦燥感、敏感、混乱などが含まれます。

その中で、さらに2つにわけることができます。

① 抑うつと不安を伴うタイプ

不安と心配、気分の落ち込みが同時に現れ、社会生活に支障をきたすタイプです。

② 抑うつ気分を伴うタイプ

憂鬱感、涙もろくなる、絶望感、思考力・判断力の低下、感情のコントロールが難しくなる、などといった症状が表れるタイプです。

2.身体症状

ストレスを受け続けると、こころだけでなく身体の症状が出ることもあります。

疲労感、倦怠感、頭痛、肩こり、腹痛、胃痛、動悸など、ストレスで引き起こされる症状は多岐にわたります。

3.問題行動

症状の一つとして、問題行動が見られる場合もあります。

① 情緒と行為の混合した障害を伴うタイプ

不登校や緘黙などといった形で現れます。

緘黙については、こちらの記事も参照してください。

② 素行の障害・行動の障害を伴うタイプ

イライラしがちとなり、衝動的な行動を起こしたいという感情に襲われます。

アルコールの暴飲・暴飲暴食・無断欠勤・無断早退・危険運転・薬物乱用・暴力・口論・万引き・公共の場へのいたずらなど、様々な行動につながるタイプです。

適応障害のサイン

適応障害によって出る可能性の症状として、

  • 日常生活が送れないほどの不安感がある
  • 生活に支障がでるほどの抑うつ気分
  • 正常の範囲をこえるほどの強い心配感
  • 不安症状からくる身体症状、動悸や吐き気など
  • 憂うつな気分や喪失感がある
  • 今までそうではなかったのに無断欠勤や過剰飲酒など問題行動がある
  • 風邪のような症状や頭痛・倦怠感・眠気などの症状
  • 食欲がなく興味・関心ごとが低下し不眠に悩まされている
  • ストレスを感じる場所にくると、汗をかいたりめまいがする

などの症状を挙げることができます。

初めにも述べた通り、症状が多岐に渡り、必ず起きるというわけでもないため、症状によって適応障害だと判断するのは難しいのが現状です。

よって、「認められる症状の種類」ではなく、「環境による症状の変化」を見ることが重要になります。

ある環境変化が起こったことで明らかに症状が出現し、その環境から離れると明らかに症状が改善すると、といった症状の経過が適応障害の特徴といえます。

そのため、原因となる環境変化がなかったならこの症状は発症しなかったと確実に予測できる

症状があるということが、発達障害であることを示すサインとなります。

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