
リス太:K君は本を読むの好き?
K君:読書すきだよ、最近はスマホでも本が読めるしね。
リス太:読書にはメリットがたくさんあるんだって。
K君:ビジネスに成功している人ほど、「読書」をしているって聞いたことがあるよ。
リス太:そうなんだよねー ある報告によれば、年収1,000万円を超える高額所得者には、
読書家が多いということが分かったんだって。
K君:それって本を読むことで、仕事に関する専門知識が広げられたり、
自分以外の思想が加わることで、仕事にいろんなアイデアを用いることができるからなんだそうだよ。
リス太:だけど、忙しい中どうやって「読書の時間」を作ってるんだろう?
K君:「読書の時間」をあえて作って、本を読んでいるんだって。
「読める時に読む」だと時間があっても、結局は読まないよね。
お金だって「貯められる時に貯める」じゃあお金も貯められないもん。
「読む」と決めて読まないとこの先ずっと読むことはないかもしれないよね。
リス太:読書のメリットは、問題解決能力がつく・表現力が豊かになるなどがあるよ。
本を読む中で文章作成に役立つ表現力や語彙力を鍛えることもできるんだ。
K君:表現力が豊かになると人に話をする時に、
聞いているひとりひとりに言葉が届くようになるんだってね。
リス太:そうなんだよ!自分の考えを的確に表現できるようになると、
思い浮かべていることをきちんと言葉に表現することができるんだよ。
K君:それは、様々な語彙を本の中で使用しているから自分の語彙の量も増えるんだよね。
確かに文章力が高まれば、相手に自分の気持ちや考えを分かりやすく伝えることが
できるようになるよね。
リス太:人間関係のトラブルの多くは、言葉が足りなかったり、
言い方に問題があるから起きるんだけど、相手のことを考えて、それをうまく言葉に表現する力が、
無用なトラブルを避けさせてくれるんじゃないかなあ?
K君:そうゆう意味では論理力もアップするよね?
リス太:そうだね!
読書の世界に浸ることで、イメージを膨らませ、そのストーリーを疑似体験したような気持ちになり、
登場人物の気持ちや行動、考え方などについて知り、理解するということを繰り返すことで、
実際のコミュニケーションにおいても相手の気持ちを理解することにつながるんだ。
K君:それに、小説の中に浸っていると、
忙しい仕事から一瞬離れたりして現実を忘れることができるよね。
それでまた新鮮な気持ちで仕事に臨める。
リス太:イギリスのサセックス大学で、ストレス解消に関する研究が行われているんだって。
その研究結果によると、音楽や運動を差し置いて、
読書が最もストレスを軽減することができるといわれ、
6分間の読書で68%ものストレスが軽減されたと言われているんだ!
K君:そんなに効果があるんだ!1日6分間だったらチャレンジしやすいね!
リス太:そうだよね。読む物は読みたいと思うもので、なんでもいいんだよ。
小説はあまり好きではないという人は、無理に小説を読む必要はないし、
他人に勧められても興味がないものは、読んでもあまり中身が頭に入ってこないからね。
K君:今読みたいものが今の自分に「最適な本」ってことだね。
リス太:他にも脳の活性化に役立ち、知識の増加・視野の拡大など読書の効果はあるんだよ。
K君:改めて、読書の素晴らしさを実感したよ。早速、図書館に行ってみようかな!